びっくりした事でもあるんだけど。
トメは典型的に私の子育てに口を出してくる。
本人は親切心のつもりが、
私にはウザイだけで重荷。
で、日曜日に夫と偽実家へ行った時も
やれああしろこうしろと煩い。
夫も
「俺たちのやり方があるの!それ以上ウザイと孫とあわせねーぞ!」と
脅すも、全然効果ない。
夫には何を考えてるか判らないオタクっぽい兄がいる。
義兄は、一人暮らしで仕事こそしてるが
言い方悪いけど見た目がスゴイ。
巨大だし、TシャツをズボンにINだし、
髪の毛はズルズル長いし、
親戚の話だと少女のフィギアとか言うのが好きらしい。
昨日は義兄が来てて、
義兄が来てる時は私は悪いんだけど凄く警戒して
娘を抱いている。
そんな義兄がいるのに、
トメはやれその場でチチあげてみろ見てやる。
やり方とか指導すると煩い。
夫も交えて「やれ!」「ダメだ!」「別室へ行く!」
「かえる!」のやり取りをしてると。
義兄が机をバン!と叩いて、立ち上がった。
「え?」って思って全員で義兄を見たら、
義兄がトメの腕をつかんで叫んだ。
「母ちゃん!他人の男が俺がいるんだぞ!?
キモイに決まってるだろ!アホか!」
って叫んで、サッとふすまを開けて、
「嫁子さん、あっちが父ちゃん(ウトは亡くなっています)の書斎。
誰も使ってないから。」
と、そっちへ逃がしてくれました。
私も凄く悪い思考の持ち主で、
「まさかカメラとか仕掛けて!?」とか思ったけど、
そういう気配もなく。
ゆっくりと授にゅうできました。
戻ると、義兄がトメと夫を説教中。
「母ちゃんはそうやってお婆ちゃんに言われるのが
イヤだって自分の実家で俺たちを育てたんだろう?
夫君も、怒鳴るだけじゃなく嫁子さんと
娘ちゃんが落ち着くまで家に無理に連れてくるなよ!」
人は見かけによらないものだなーって思いました。
義兄に帰りに
「嫁子さん、俺がいるとき警戒してるでしょう?嫌な思いさせてゴメンな」
って言われて、「ごめんなさい」と謝ってしまいました。
帰りがけに夫に聞いたら、義兄にはちゃんと彼女はいるんだけど、
まあまだ結婚までに至らない感じらしい。
それを早く言えって!先入観だけで見てた私ちょっと恥ずかしい。
けど義兄超感謝です!
自分のDQNをさらけ出しちゃうけど、
本当に私は偏見の塊の脳でしたよ。
オタクで少女が好きな人って、
生身の子供にもって思っちゃって。恥ずかしい。
義兄がいる時は、片時も娘から離れないって感じでした。
1回も抱っこもさせてない。触らせてない。
でも、あの義兄だったら抱っこしてもらいたいなって
今は思っています。