陣痛が来るようになってからドヤ顔をしている小林稔侍がでてくる

初産で微弱から始まって
余裕過ぎワロタになるの、わかります。

「まだだと思うけど一応ね」

と言われて入院し、
病室でヘラヘラと2時間サスペンスを観ていた。

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5分間隔の陣痛が来るようになってから
認識の甘さに気づくも時すでに遅し。
その時、サスペンスの中でドヤ顔をしている小林稔侍を見てしまい
無性に腹が立ってく

その後ずっと、ベッドやトイレで激しい陣痛に悶絶しながらも
頭の中は小林稔侍への苛立ちでいっぱい。
駆けつけた夫に

「ムカつく。私がこんなに苦しんでるのに、あいつは・・・」

と漏らし

「だれ?だれのこと?」

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と訊かれるも小林稔侍のこととは言えず。
やっとのことで分娩台にあがらせてもらった時は

「やっと産ませてもらえる」

と妙にハイになってしまったのか、
陣痛と陣痛の間隔で

「そういえば私は小林稔侍のことを何も知らない」

と思い、助産師さんに突然

「小林稔侍って何歳でしたっけ?」

と尋ねるが答えは得られず。
いきみ中は小林稔侍のドヤ顔への怒り、
間隔では小林稔侍への興味。
結局産まれるまでずっと小林稔侍に支配された出産だった。

たぶん陣痛に余裕がなくなってきた時に
初めて見たのが小林稔侍だから

「小林稔侍のせいでこんなに痛い!」

と脳がおかしな認識をしてしまったんだろう。

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