散々母ちゃんにボウリョクを振るってきたばーちゃんが   天国にいける訳ないやろ!!

数年前ですが、同居してた義母がなくなりました。
義父は既に鬼籍に入っていたので、
夫、私、息子の3人で義母の最後を看取りました。

生前の義母ですが元気な時は、積極的に私をいびり
殴る、蹴る等の直接ボウリョクを振るわれた事も何度か。
当時の私は、家族が丸く収まるためには
私が我慢していればいいと思っていました。

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義母が階段を踏み外し、
腰の骨を骨折して寝たきりになってからは、
直接的なボウリョクは無くなったのですが、汚く言葉で私を罵り、
ヘルパーさんには私から虐待を受けている等を吹き込み、
警察を呼ばれたり と毎日が大変でした。

義母が腰が痛いと言うので、病院に行ったところ
腰の所に動脈瘤が見つかってそのまま入院となりました。
義母がいよいよ危ないと言う時に、
病院に呼び出された私達家族。
私には散々な仕打ちをしていても、孫は可愛かったのか、孫には優しかった義母。
そんな大好きな孫に向って
「ばーちゃん、もうすぐ天国に行っちゃうけど、
天国で○○君の事はずっと見守ってるからね」
と言い、うっすら涙を浮かべました。

その言葉を聞いて、息子は義母に言いました。

「はぁ?ふざけんな!散々母ちゃんにボウリョクを振るってきたばーちゃんが
天国にいける訳ないやろ!!」

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義母はその言葉がよほどショックだったのか、
その後急変してそのまま戻っては来ませんでした。

葬式の後、夫が「これでやっと家族で暮らせる」といった時に、息子が夫を殴りました。
「母さんの事を守ろうともしなかった癖に、何が家族だ!
俺はお前の事を家族だなんて思ったことは一度も無い!」そ

弁護士を間に入れなかったので、養育費や慰謝料等
話は一切無かったのですが、夫とはそのまま離縁となりました。
「勢いで離婚したけ、養育費もないからあんたを高校に行かせられないかもしれへん。ごめんな」
と詫びる私に息子は「高校は新聞配りながら行くけ、心配せんでええ」言ってくれました。

そんな息子が今度父親になります。
息子の奥さんになった人は、私と元夫が歪んだ夫婦だったので、
家族を持つ事を極端に怖がっていた息子の心を動かして結婚したいと思わせてくれた、
素晴らしい娘さんです。

孫が出来た事を機に同居しようと息子夫婦が言ってくれてますが、私は断りました。
「私からあなた達の家には呼ばれない限り行かない。
あなた達をこの家に呼び出す事もしない。
だから、 あなた達が私に会いたいと思ったときにだけ来て頂戴。
それがお金の無心でもいいから」
と息子の奥さんに言いました。
しばらしくて、息子夫婦が我が家に引っ越して来ました。
「会いたいと思ったら来ていいんだろ?俺たちは毎日母さんに会いたいんだよ」
と言ってくれました。

「つらい家族しか経験がないのなら、私達で楽しい家族を義母さん経験させてあげたい」
と同居は息子の奥さんの言い出したことです。
息子も私との同居には反対だったそうです。
私と義母が上手くいってないのを目の当りに見てきたから当然だと思うんですけど。

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