私と旦那は小学校の同級生。
足が遅い私はリレーの組み分けでいつも余ってた
五年生で旦那と同じクラスになったら
リレーの組み分けで真っ先に私をとってくれて
「お前が全員に抜かれても俺が全員抜き返すから気にすんな」
そう言って私をスターターにして彼はアンカーで走った。
あんなかっこいい姿は見たことなかった。
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約十年後
旦那が嫁を募集していた。
母と旦那母が仲良かったので
ためしに彼の自宅でお見合いということに。
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彼の家に入った途端、私の目に映ったのは
飼い猫三匹に滅茶苦茶に踏まれて転がっている旦那の姿だった
私を見ると何事もなかったかのように座を正して
「お久しぶりです」
私も母も噴き出して笑い転げて
その日の内に縁談がまとまった。
小学生の時のヒーロー姿と大人になってのギャップがツボに入った。
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