ワイドショーで知っている場所が映っていた。自宅で子供を放置して何人も死なせる事件だった。

自宅で産んだ子供を放置して
何人も死なせる事件が地元で起こった。
ワイドショー合戦がすごくて、
現場の家や町並みをはっきり見えるように放送してた。
東海林のりこリポーターが喋ってる斜め後ろに、
住所プレートが番地まで映ってまるわかりだった。

一緒にワイドショー見てた兄が、その住所をメモり
「見に行こうぜ」と言うので、
怖い気もしたけど
現場の家をバスを乗り継いで探しに行った。

スポンサーリンク

家はすぐに見つかったけど、
犯人女の夫と思われる男が
その家から出て来て目が合ってしまい、
のぞき見の仕返しに私の家に怒鳴りに来るのじゃないかと
心配で眠れない日々が続いた。

当時の私は中学二年でした。

この事件(1980年代)は北海道の某市です。

その女の夫は
「妻の妊娠も家で出産したことも
全く気がつかなかった。
遺体があることも全く知らなかった」と供述。

そんなのぜーーーったい嘘だと思う。
自宅出産したら、
女は家でしばらく寝込んでたはずだし、
色々と室内は汚れるはず。

スポンサーリンク

夫も共犯のはずだろうけど、
知らぬ存ぜぬを貫き通し逮捕には至らなかった。
その女も知的に問題あるだか何だかで、
一旦は逮捕されたけど
執行猶予だったか不起訴だったかで釈放されてた。

犯人の家はお風呂の無い平屋のボロな長屋。
男は無職で家でゴロゴロしてるパチカス。

ワイドショーで近所の人らが証言してて

「奥さんが大きなおなかして歩いてたから
妊娠してるんだなと思ってたら、
ある日奥さんが家から出なくなって、
赤ちゃんの泣き声が3、4日ぐらい聞こえてたから、
生まれたんだなと皆で噂してた。

ご主人も一緒に家にいたと思いますよ。
赤ちゃんの泣き声にウルセーってわめいてましたから。
でもある日赤ちゃんの泣き声が聞こえなくなったから、
どうしたのだろうと思ってた。」

ソッコーで殺したんじゃなくて、
赤ちゃんは3日ぐらいは生きてたようだよ。
でも、赤ん坊全員がたまたま自然死したとは思えないし、
出生届けも出してないところを見ると、
殺したんだなと思う

スポンサーリンク