小っちゃくてかわいい妹はみんなのアイドルだったけど、だんだん母親の対応が私に冷たくなってきた。

下に妹が生まれたのが、自分が小学二年生の頃。
小っちゃくてかわいい妹はみんなのアイドルだったけど、
それににしてもだんだん母親の対応が私に冷たくなってきた。
それまでは学校の授業参観・運動会・学習発表会等欠かさず
来てくれたのに妹が小さいからと一切来てくれなくなった。

あるとき父親が妹が一歳になっていたので、
有給とって運動会に皆で行くよと言ってくれたのだが、
当日になると父親が出勤してしまっていて
母親から「これお弁当。」とそっけなく渡された。
父親はデパート勤務だったので土日も勤務の日が多くて居ない日も多かった。

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それからも学校行事等は誰も来てくれない状態が続いた。
家庭訪問だけは先生の訪問を受けて母親が対応していた。
学校でいるものなどはちゃんと買ってくれるし、
私物でも欲しいと言えばお金も渡してくれる。
でも母親は自分が妹にかかわるのを、
嫌がり母親が盾になっていてまったく接触もさせてくれなかった。

小学校五年生になった時に母親から学習塾に行くように言われた。
自分の事を考えて貰えて心底うれしく、
頑張って勉強したが母親が受けるように指示したのは
遠方の中高一貫の寄宿舎付きの学校だった。

それでも指示に従わないといけないとそこに進学した。
寄宿舎に残れないお正月とお盆の時期は祖父母の家に行くように指示された。
父方祖父母は優しくて楽しかったがやはり家族に会いたかった。

そこの学校では修学旅行で外国に行くために連絡して戸籍謄本を送って貰った。
中をみるんじゃないとしつこく電話で言われたけど
そのころにはもしかしてと思っていたので、中をみたらやはり養子だった。

その後祖父母宅に帰省した時に養子について聞いてみたところ、
自分は父の妹が産んだ子供だった。
実両親は私を妊娠中に事故に会い父親は即死で母親は重症で
産み月だったので帝王切開で産んだそうだ。その後母親は回復せずに死亡。
父親の両親はすでに無く引き取る親戚も無かったので、
祖父母が引き取るつもりだったそうだ。
でも兄にあたる養父夫婦に子供が居ないのと、
養母がぜひ引き取らせて欲しいと懇願して養子になったそうだ。

その時は実子が産まれたので、自分はいいらなくなったんだなと思ったけど
実子が生まれるまではちゃんと育ててもらったので、
しょうがないとあきらめ養父養母の家族には近づくまいと思った。

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その後十八歳になった時に養子縁組を解消するように、
養母養父から申し出られた。
それはかまわなかったのだが、それなら預けていた
実両親の保険金を返却するように祖父母が言ったのだが、
自分の養育に使ったと言って一銭も残ってないと養母が言い張った。

でも自分が寄宿舎に入るまでは、祖父母が毎月養育費として十万支払い
ランドセルを買ったから机を買ったから服を買ったからと
養母からの要求に従って祖父母が支払い、
中学以降の学費はすべて祖父母が支払っていた。

弁護士を入れてもめにもめたが、祖父母の送金は口座送金で証拠があり
養母が妹と養母自身に多額の贅沢で使っていたことが露見して
夫婦喧嘩にもなり養父と養母が離婚して妹は養母が引き取った。

保険金は祖父母が自分を養子にするときに、
渡してくれ成人したら渡すからと言う養母を怪しんで一部しか渡してなかったので、
養母に渡した分が一銭も返却されなくてもなんとかなったので、
自分が返却すると言う養父の申し出も断った。

その後大学に行きながら祖父母と暮らし、
就職し祖父母をみとった。
祖父母は最後まで、最初から自分達が引き取ればよかった。
養母が年寄りでは子供が可哀想というのでつい渡してしまった。
申し訳ないと謝って逝った。
恨んではいません。寂しい、悲しい気持ちで一杯でしたが
曲がりなりにも赤ん坊から育てて貰ったことは感謝していました。
最初からお金目当てだったらネグレクトになっていたでしょうからね。
十八の頃の自分ではそこまで悟っていたわけではありませんが
現在育児をしているとそう思えます。

養父もその後就職するときに、保証人になってくれたり両親が居ないことで
不利な就活も養父がそれなりの地位にいることで紹介もしてくれたりしてくれたことには感謝してます。
結局養父と関係ない職に就きましたが。

祖父の葬式の時には、養母が妹を連れて参列して、精進落としの席で
「この子(妹)にも相続権があるから、この家でいいので欲しい。」と言いましたが、
養父「そういうことは俺が死んでから言ってくれ。
もっともこの家も何もかも代襲相続で権利のあるこの子に相続させる。
俺は放棄するから対してないけどな。」と言ってました。
その後養母と妹から連絡はありません。

その後養父は結婚し相手の連れ子と養子縁組もしたそうです。

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