4歳下の妹がいる。
妹の名前はメロン、リンゴ、バナナなどのメジャーな果物そのものの名前。
しかも、桃みたいに名前としては一般化してない果物。
しかも完全に当て字だったら、ぱっと見で名簿などでは目立たないのに、
何故かカタカナだからものすごく目立つ。
もちろん妹はこの名前が大嫌い。
今までは、仮にメロンだとするとめいちゃん、
バナナだとするとナナちゃんみたいに一見普通のあだ名で
呼ばれることでしのいできたみたいなんだけど、就活で結構苦労したらしい。
で、そのことを実家で愚痴っていたので、大変だったねーと聞いていたら、
お姉ちゃんのせいじゃんと怒られてしまった。
妹を妊娠していた時に、私は3歳。
ものすごくお腹にいる妹に嫉妬して、親がかなり手を焼いたらしい。
で、医者?のアドバイスで、お姉ちゃん(私)が名前をつけることで、
可愛がる気持ちが芽生えるとかなんとか。
で、私は当時好きだった果物の名前をつけたんだそうな。
そのまま採用する親も親だけど、私も大概だ。
で、妹のめいちゃん、ナナちゃん的なあだ名を知った親は、
その手があったかと目からウロコ。
私お姉ちゃんが考えたメロンのめいちゃんだよ的な感じで
良かったんじゃないか?と今更後悔しているらしい。
親も私も神経わからんだなと思い、妹に本当申し訳ない。
書き忘れちゃったけど、
実際私が名前をつけたことでかなり可愛がるようになったらしい。
メロンちゃん、寒くないかな?お布団かける?と母のお腹にお布団かけたり。
産まれてからも、メロンちゃんメロンちゃんとどこにでも連れて行き、
大事なお菓子も分けたりとかなり可愛がっていたらしい。
メロンはさすがにと思った親が他の名前を提案してもダメだったそうで、
本当にメロン(仮名だけど)に。
確かに小さい頃、妹がものすごく可愛くて、
自慢の妹だったことは覚えてる。
でも、メロンはさすがに…
妹はそのうちあだ名の方に解明するらしいけど、
申し訳ない気持ちでいっぱい。