フードコート内のラーメン屋で食事をとろうと並んでたんだが、二つ前に並んでた母子がすごかった

今日は昼をスーパーのフードコート内のラーメン屋で
食事をとろうと並んでたんだが、
二つ前に並んでた母子がすごかった。

ラーメンとセットなんかを頼んで、
セットの内容をレジの店員が一品ずつ確認して、
それでお金を払った後で
「まってください、それって○○ありますか?」
さっき説明してくれたじゃん。ありますと答えられると
「注文変更します」
返金後もう一回注文してお金を払いなおすと、今度は子供が
「これ嫌だー」
じゃあ最初から言えと。しかも母親は子供を注意することなく
「もう一回変更します」

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で返金。それから今更じーっくりカウンターのメニューを見だす親子
「これにしよっかー?」「え、やだなの?」「じゃあこれは?」
並ぶ前にやれや。見かねた店員が予備と思われるメニューを取り出し
「こちらのメニューをお渡ししますので、席でお選びになってから改めてご注文ください」
そりゃそうだよな、俺の後ろもだいぶ並び始めたし。
しかし母親、まるでこの世の終わりみたいな顔で
「え…でも…あの…」
「もう一回並ぶんですか…?」
「あの…」
店員怯まず笑顔で
「お子様もここだと焦って考えがまとまらないでしょうし、
お席でゆっくり選んでもらって大丈夫ですよ」
GJ

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しかし母親もごもごしながら動かず。
すると俺の後ろのおばちゃん二人組から思わぬ援護射撃
「あんたみんな待ってんだよ!」
「決まってないなら決めてから来なさい!」
だが母親も負けない
「あの…これ、限定メニュー が一品載ってないんですけれど…」
すかさず俺の前の中年夫婦
「一品だけなら載ってなくてもわかるだろ!」
「第一(カウンターの)上にちゃんと写真もついてるじゃない」
「最初からそっちみてこいよな…」
母親、顔真っ赤にしてようやく退散。ただし子供を連れて行かず放置。
しばらくカウンターで子供はぎゃあぎゃあしてたが、店員が
「お母さんにメニューを渡したから、お母さんと一緒に見ようねー」
「欲しいものがあったらお母さんに頼んでからねー」
と言われ漸く母親のところへダッシュ。走るな。
で、母親。なんと席に戻って渡されたメニューも見ずに泣き出す
なんというか、あまり自分の意見をうまく言えない、
引っ込み思案の小さい女の子が、
母親に何するのかどうする のかを詰め寄られて、
パニックになって泣きだすような泣き方
というか小さな頃の妹と同じような泣き方。
それをいい大人がやってた。
当然泣こうがまわりは白い目、というかドン引き。
子供はそんな母親に目もくれずガチャガチャコーナーへ。
まわりますますドン引き。
俺は逆にわくわくして「これどうなっちゃうんだろう」
と野次馬することに。
とりあえず自分の分の注文して席に戻り観察。
母親は相変わらず微動だにせず泣くだけ。
俺が注文した商品が出来きても泣くだけ。
子供はフードコート内から消える。
そうして俺が食べ終えてデザートをあらためて注文したころ、
ようやく立ち上がる。

向かった先は隣のドーナッツ屋。
これには俺と同じく野次馬を決め込んでいたおばちゃん達も ズコー
明らかに自分の分だけのドーナッツをもってきて食べ始める。
食べてる間もぐすぐす。
子供が戻ってきて騒いでも無視してもぐもぐぐずぐず。
おばちゃんたちヒソヒソ。
食べ終わるとなんとトレーをドーナッツ屋ではなくラーメン屋に返す。
すかさず店員に
「こちらドーナッツ屋さんのものなのであちらにお願いします」
しかし母親、店員の方を振り返って
ジトッと睨んだ後振り返って歩き出す。
だがまたもおばちゃんの援護射撃
「ちょっと!ちゃんと返しなさいよ!」
「これぐらいのことちゃんとやりなさいなみっともない」
母親子供を置いてダッシュ。
子供いちおう奇声をあげて走って追いかえる。うるせえ。
おばちゃんラーメン屋の返却口まで行き
「いやねえあんな子供が子供産んだような親」
「お姉さんこっ ち出られないでしょう?私達がかえしてくるわね」
とトレーをドーナッツ屋に。俺の席がドーナッツ屋近くだったため
「ねえ、お兄さんもそう思うわよねぇ」
と話しかけられる。野次馬していたのはバレていたらしい。
どもりながらも同意したらおばちゃんたち大笑い。

なんというか、いい大人が、それも子供もいる人間が
色んな意味であんなことできるんだなー、と衝撃だったよ。

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