好きな人の為に何でもしてあげたい彼が飲み会で「俺なしでは何もできないような子に育成中で~す

好きな人のために、自分ができることは
なんでもしてあげたいと思うそうで、
デートのときはいろいろなことを
俺に任せてほしいと言われた。

たとえば、スタバやドトールでは
注文は各自でするんじゃなくて、
私がほしいものを彼に伝えて、
彼がまとめて注文、会計。

アイスドリンクを頼んだときは、
彼が私の飲み物にストローを挿して、
私の目の前に置くところまでやってくれる。

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レストランで注文するのも彼、
店員さんが私の分の食べ物や飲み物を持ってきて、

「~をご注文のお客様は~」と言ってきたときも、
私が「はい」と言うんじゃなくて、
彼が「彼女の分です」と言うのをやりたいらしい。

ドライブで車を出すのも彼で、
途中でコンビニに寄って飲み物を買うときは、
車の中でペットボトルのふたを彼が開けて私に渡す。

会社帰りに待ち合わせて飲みに行くときも、
エレベーターに乗ったときは必ず彼がボタンを押すし、
ドアは必ず彼が開けて私が通るのを待ってる。

他にもたくさんあって、些細なことから大きなことまで、
とにかく何でも彼がやりたがる。

「『これくらいできるよ』って思ってるかもしれないけど、
なんていうか、何でもいいから、俺ができることは
全部やってあげたいって思うんだよね。
ていうか、やらせてください!って感じ。」
と言うからそういう人なんだと思って任せていた。

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してもらいすぎて逆に居心地悪いな
と感じることもあったけど、そういうときは、

「ありがとう」とお礼を言って、
そのたびに彼が本当に本当に嬉しそうな顔をするのを見て、
これで彼は喜んでるだと自分を納得させて、
居心地の悪さを押しころしていた。

でも、つい先日、急激に冷めた。
彼が自分の友達との忘年会に参加したんだけど、
その内容が仲間内限定でsnsで見れるようになっていて、
酔っぱらった自分ののろけ話を見せてくれた。

画像を撮っている人が
彼に話しかけているところから始まって、
「最近幸せな人で~す」と紹介されている。

「そうなんです。かわいい彼女ができて幸せで~す。
本当に大好きなんで、逃げられないように、
俺なしでは何もできないような子に育成中で~す。
俺が何でもやってあげるから、
何もできない馬鹿な子になればいいと思いま~す。
彼女の遠慮しがちなありがとうを聞くだけで、
幸せになれま~す」

「は~い、話終わらなそうなんで次行きます~」
って話を遮るように彼の部分は終わっていたけど、
見た瞬間に急激に冷めた。

この発言内容も、
嬉々として私に見せるのも気持ち悪かった。

年末年始は実家に帰るので会う予定はないけど、
この間にうまく別れる方法を考えておこうと思う。

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