台所の掃除をしていたら『嫁改造計画』というノートを見つけた

結婚して3年ちょっと、私28歳・夫30歳、ウトメは50代後半です。
小梨でウトメとは別居してました。
何故かウトが、遊びに行くたびに真っパダカでで登場。
ビックリして夫に抗議したものの、夫が言うには
「田舎の人だから仕方がない」
「もう親子なんだから」
「気を許してる証拠だろ」
トメは「しょうがない人ね~w」と、笑ってる程度。

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なんだか私一人が意識しすぎているような言い方を毎回されて、
私もそう言われるのが嫌になってきて、
気にしないようにしていました。
ある日ウトメが遠方の結婚式に呼ばれ、
留守番を頼まれた時、
台所の掃除をしていたら料理本の間に大学ノートが挟まっていて、
「お義母さんのレシピかな?」
と何の気なしに引っ張り出してみました。

題名に『嫁改造計画』。
え?と思って開いたら、
私にウトメを介護させるまでの計画が細かく
書いてありました。

『ウトの体に慣れさせる←ウト担当・頻繁に見せる』
『親の介護は当然と叩き込む←トメ担当』
『介護士の資格を勧める←夫担当』
『栄養士の資格を勧める←夫担当』
『掃除関係のパートをさせる←夫担当』

の、ような事柄が、三人で書いたらしい字でビッシリと。

確かに「これからの時代、
介護士の資格なんかいいんじゃない?」だの
「料理好きなんだから栄養士の資格とかとっておけば?」
だの言ってた。

もうその後はどういう感情で動いたのか覚えてない。
多分、本当に機械的にコンビニでコピーして、
ほかのネタは無いか家探しして、
家帰って荷物まとめて出た。

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実家に帰って両親に見せたら父、大激怒。
すぐに知り合いの弁護士に連絡をとってくれて、
本当にあっっという間に離婚しました。
夫は「それは冗談で書いただけだ」
「親を安心させたかっただけ」
だの言ってたものの、実際に私に介護士や栄養士や
看護婦やらの資格を取るための学校や通信教育のパンフを
取り寄せていました。
全部取っておいてたので証拠に。
ウトメはというと、
「将来は必ず介護をしなくちゃならないんだから、
そのための訓練をして何が悪い。
むしろ今のうちから勉強していれば将来が楽なんだから
感謝してほしいくらいだ」
だ、そうです。

離婚に夫は渋ってたものの、
父&弁護士にセクハラセクハラ言われたウトがブチ切れて
「こんな嫁いらない!!もっと気立てのいい賢い嫁いくらでもいる!」と、
銀行で慰謝料+αの3びゃくマソをおろしてきて投げつけてきて、
無理やり判子ポーンです。

夫からは後で、「これからも親に内緒で逢ってあげてもいいよ」
みたいなメールが来てましたがスルー。
紫煙ありがとうございました。

話合いの場でウトが弁護士に殴りかかろうとしたり、
実家に怒鳴り込んできたしてプチ警察沙汰になったりしました。
離婚成立した夫からきたメール晒します。
「お疲れ様。
さて、俺達は親父の所業のせいで別れ別れになるわけですが、
心はまだ夫婦でいるわけで。
寂しくなったらいつでもおいで。
親父には内緒にしておいてあげるから。

傷ついてるのは俺も一緒なわけで。
一緒に居たいよね。
居てもいいよ。
いつでも来いよ。」

なにこれ気持ち悪い。
スルーしました。

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