この間、急な用事で私と子供(8歳・女)と出かけたのですが
さぁ、帰ろうという時になって駅で子供が突然の嘔吐。
駅までのバスか電車に酔ったのか、なにか悪いものにでも当たったのか・・・。
それはわかりませんでしたが、熱も少しあるようでした。
まだ、気持悪そうだったものの何とかなりそうだったので
新幹線の切符を買いに行ったのですが
シーズン外にも関わらず指定で喫煙席(席も離れている)しか
あいていないとのこと。
立ちになってしまってはとても耐えられそうに無かったので、
それにしました。
実際に乗ってみると、自由席は立ちが出るほどの満席で座る事ができず
指定の方へと移りましたが、こちらは煙草の煙が立ち込めておりました。
子供と離れて座る事になってしまうのは不安だったので
私は座らずに寄り添うつもりでいました。
ところが、子供を席につかせたとたん、
通路向かいの男の人(20代前半)に
「お子さん具合が悪いんですか?」
と声をかけられました。
「ええ、ちょっと具合が悪いみたいで・・・・・」
と言うと
「ちょっとまっててもらえますか?」
と言って別の車両に移って行きました。
5分ぐらいしたら、その人が二人友人(男・20代前半)を連れて戻って来て
「こいつら、二人禁煙席で指定なんで・・・・」
と言われ、指定を交換してくれました。(行き先は同じ所)
「でも、そちらの二人は煙草吸われないんですよね?」
と聞くと
「子供の具合が悪いのに、そんな事気にしちゃダメですよ」
と逆に言われました。
そして、一人が車掌さんを呼んで来て席の変更を届けをし、
もう一人からは
「少しでも気分良くなりますよ・・・・」
と熱さまシートを数枚頂きました。
お礼を言って車両を移り、おかげさまで禁煙席で親子そろって
座って帰ることができました。
目的駅についた時みかけたので
「ありがとうございました」と声をかけると「いえいえ」と言いながら
手を振って去っていきました。
家についてから子供の熱を測ってみると38.2℃・・・・。
私にはあの時のお兄さんたちが天使に見えました。
本当にありがとう。