私が「不細工じゃなかったこと」が衝撃

私が「不細工じゃなかったこと」が衝撃。

うちの母は毒気味で、よく私の容姿をバカにした。
キツい暴言を吐くわけじゃないけど、

「私子は子豚みたいな体系なんだから」

とか、

「(身体検査で身長が伸びたことについて)
足が伸びたんじゃなくて胴が伸びたんだよね」

とか。
顔については

「顎が無さすぎておかしな顔」

とか

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「覇気がない」

とか

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「魚が死んだような目してる」

とか。
思春期になってニキビが沢山できると
「肉ばっかり食べてるから」と言われた。
でも我が家の食卓は和食中心で、
肉はあまり出てないから食べてないし、
お小遣いも少なかったから買い食いもしてない。
ニキビは明らかにホルモンのせいだった。

あと私は家系的に剛毛なんだけど、
無駄毛を剃るのを禁止されてた。
「アトピーなんだから無駄毛なんか剃ったら
毛穴から血が吹き出るよ」と、中学入学時くらいから
言われ続けるようになった。

そんなこんなで母からは
呪文のように体系と顔のことでチクチク言われていたんだけど、
高校の時に何故だか無理矢理化粧をさせられた。
その結果、出来上がったのはどう見ても時代遅れな化粧。
顔は真っ白に塗られて、眉毛は凛々しく書き足されて、
真っ赤な口紅を塗られた。
チークやマスカラはなし。
当時、私は化粧の仕方なんてわからなかったので、
「化粧してもこんなに不細工なんだ」と思うようになった。

でも都会の短大に進学した時に、
明らかに自分一人スッピンなのは恥ずかしくなって、
少しづつ化粧を覚えた。
そして無駄毛も剃るようになった(血は噴き出さず)

するとある時から「ハーフですか?」と聞かれるようになった。
私はもともと目鼻立ちがしっかりしていて、
はっきりとした二重だったので、
少し化粧をするだけでハーフのような顔立ちになった。
(体系は相変わらずチビだったけど)

そして実家に帰った時に、ふと子供の頃の写真を見てみた。
すると、自分で言うのもなんだけど、凄く可愛い女の子だった。
色白で頬と唇はほんのり赤くて、
本当にハーフのような顔立ちだった。

その頃からどんどん自分に自信が持てるようになって、
子豚のような体系と言われ続けていたせいもあって
履けなかったスカートも履くようになった。
だからと言って、凄くモテたわけじゃないけど、
人並みに恋愛は出来るようになった。

そして昨年結婚できた。

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