私に使うお金がもったいなかったのかもしれない

私が中学3年のときのお話。

もともと私は母親と小さい頃からあまり仲が良くなく、
反抗期もあいまってこの頃はよく衝突していた。

学校から帰ると母親が鬼の形相で携帯電話の料金明細を見せてきた。
こんなに使っていったい何をしてるんだと怒鳴られ、
それはそれはボコボコにされた。

最終的に包丁を持ち出され、私は必氏にお隣さんの家に逃げ込んだ。
耳からダラダラ血を流していて目元は腫れて真っ赤になって
フラフラしている私を見て
お隣さんはタクシーですぐ病院に連れて行ってくれた。

脳震盪おこしていて、殴られて眼球が切れて白目が
真っ赤に染まっていて口元も耳あたりも切れていて
血だらけでそれはひどい顔だった。

病院で手当てしてもらったものの第三者からの傷害によるものだと
保険が適用されないので
3万近くかかってお年玉から私が全額払った。
ちなみに切れた左目は右目と比べていまも視力が悪い。

そして私が使った携帯の使用料は7000円だった。
たった7000円で頃されそうになった私って一体・・・と思い
この事件をきっかけに中学卒業と同時に家を出た。

小さい頃からうちは貧乏だからと言われて育てられて
高校卒業後は進学するお金がなく働いているし、
成人式も着物もドレスもレンタルするお金が無いからと写真一枚すら撮ってない。

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そして最近知った事実が我が家は年収1400万近くある家庭だったということ。
借金もないし住まいは家賃2万の社宅なのに一体どこにお金が消えているのだろう。

家を出て6年、あれから母親には一度も会ってません。
でもこれから冠婚葬祭などでかかわらなきゃいけないことがあるかと思うとgkbr

高校進学の学費と生活費は出してもらえました。
私が家を出たいという希望も最初は反対されていたんですが、
前々から行っていた児童相談所で離れて暮らしたほうがいいと判断された為、
渋々ですが生活費を出してくれたのでその点に関しては感謝しています。

妹がいて今高校生なのですが妹は高校生になっても携帯親もちで
いくら使っても許されてます。
進学も本人の希望にまかせるとか。

父が多少パチ好きみたいだけれど
若い頃それで貯金を食いつぶしたらしく、離婚の危機にまで陥り、
それ以来母に家計をすべて握られているので
賭け事で食いつぶしてるというのは無いと思う。

ちなみに携帯代の7000円は契約していたプランの無料通話内で
私が電話使っても使ってなくても変わらない金額でした。
プラン等の契約は親がしていたので私は値段は把握してませんでした。

今考えると小さい頃は習い事をたくさんしていたり
長女の期待というのもあってかそれなりにお金かけてもらっていたから
きっとお金が無いんじゃなくて私に使うお金がもったいないだけなんじゃないかと思う。

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