中学生の時に母親が家を出て行ったこと。
(すでに両親離婚してて母親に引き取られてた)
あてがなくて探すこともできなかったんだけど
一週間ほどして、家に帰ったら前々から家賃を滞納していたらしく
管理会社が玄関に頑丈な鍵をかけてて家に入れなくなってた。
冬だし、教科書とか重いし途方にくれたなぁ…
管理会社に行って理由を話してその日は家に入れてもらった。
でもその後も母は帰ってこず、変わりに近くに住む姉(母から連絡があったらしい)の家に住むことになって
市役所とかに相談したりでなんとか高校までは出た。
今は姉も私も家庭をもって幸せに暮らしてるよ。
肝心の母については5年ほど前に姉がどうやってか見つけ出して
今は遠方で姉夫婦と暮らしてる。
姉は一人暮らしはしてたけど当時、
高校出て働きだしたばっかの19歳だったから大層な苦労をしたと思う。
連絡があったと言っても携帯からではなく(解約されてた)公衆電話か
ら「ごめんね、妹を頼む」くらいなものだったらしい。
その時聞いた話では、父のこさえた借金を別れた後も
なぜか母が払い続けてたそう。
それを姉から聞いて
「そりゃ人の借金払うなんてバカらしいよね」
とか思って、特に母が憎いとかは思わなかったな。
そう思えるのも姉のおかげで衣食住があって
高校にも行けたからだと思うんだけど…
その後、母が姉夫婦と暮らすとなったときも
姉夫婦から「お母さんも疲れてたんだよ、許してあげよう」
みたいに言われたので
一番苦労した姉たち(当時からつき合ってた)がそう言うんだから
それでいいんだと思ってる。しかし我が姉ながらすごいな。