仕事が激務すぎて家を解約して会社工場で寝泊まりしていた

仕事が激務で休みも取れて月に1~2日、
ほとんどが半日休憩できるか程度だったので、家に帰る暇が無く、
荷物も無かったので賃貸契約を解約し
契約会社工場の保守ルーム横の倉庫で寝泊まりしていた。

風呂は工場の社員さんや派遣さんと同じシャワーが使えた。
衣服は社内にあった雑巾などを洗う用の洗濯機。
干す場所は屋上エレベータ室で何とか出来たし、
食事24h交代工場なので食堂で
住民登録は会社ビル。

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気が付いたらそんな生活が10年以上となり、
ついに今年10月末決算でコロナ禍により会社業績が建て直し不可と決定し
年内で会社は業務終了清算とすると社長他役員から通達があり、
私も運良く退職金が支給され出て行く事になった。
次の職場も同業他社に行ける事になって今週末引っ越し何ですが、
改めて自分のこれまでの生活を振り返り驚愕しました。

ほとんど帰省も無く出歩く事も出来ず
内製業務をこなしていたので退職金と合わせると貯金が4000万円にもなってる。
荷物は衣服と簡易な食器類程度で、
マジで何をして生きてきたのか覚えてません。
(業務は大型製造工場の保守。ライン修復や新造、電気保守等)
工学系大学を出てからずっとこの配置で過ごし特に何も考えて無かった。

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とりあえず11月初めからずっと有給処理で、
新しく次の職場に近い賃貸マンションに入居しています。
仕事はたまに呼び出され保守のお手伝い。
(所属会社との保守契約は終了していますが、工場長と総務課長から
新しい保守会社が来るまで直接バイトで手伝って欲しいと言われた)

今年の年末、本当に10何年振りかで紅白とか見れる。
前は24h稼働の工場保守で朝も昼も夜も無かったので。
しかし携帯も個人で持つのは久しぶりだし、
色々世間は変わったなと感じます。

ずっと着古してた作業服を捨てる時、
自分の人生を振り返って24hで稼働し続ける工場の奴隷だったと思うけど、
それはそれで楽しかったのかも。

ただ、今から結婚とか可能なのか、36才の冬です。

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