屋台のお兄さんが客から受け取ったお金を落としたままで気付かなかったところに小さな男の子が

屋台を見て回ってたら綿菓子の屋台を見つけた
懐かしくて思わず買って帰ろうかと思ったんだけど
自分の前にも人がわらわら集まってた

で、少し離れたところで待ってたら
屋台のお兄さんが客から受け取った千円札を落としてしまって
それに気付かないまま次の客の綿菓子を作りだした

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教えてあげないと、と思ったら私の横にいた
親1人子供が男女の2人という家族の男の子が親に向かって

「お金落としてる」

と報告親は

「教えてあげなさい」

と言うんだけど、恥ずかしいのか少し躊躇してる男の子
やっと勇気を出して、屋台に近寄るとお兄さんに小さい声で

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「お金落としてるよ」

と教えてあげた
お兄さんは嬉しそうに「ありがとう!」とお礼を言って
お金を拾ったのち機械の内側にくっついてる綿菓子の塊を
ひょいと掴み男の子に差し出した

「もってけ正直者!」

爽やかな笑顔にさわやかな物言い
男の子は最初断ったけど家族にも「もらえ、もらえ」と促され
お兄さんにも

「こういうのは持ってっとくべきだぞ!」

といわれ結局てれながら受け取って
恥ずかしいのか足早にその場を離れていき残った家族が後を追う
正直で照れ屋な男の子も良かったけど
屋台のお兄さんの爽やかさと機転(?)にも和んだひと時でした

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