コロナ禍で業界全体が危険水域になってる業種で勤務する中、M&Aで役職を解かれやったことのない小売業の販売部門に異動となった

コロナ禍で業界全体が危険水域になってる業種勤務。
年明け後も社員一丸で努力し続けた結果、
幾らか明るい見通しが立った。

今月初め社長の定例訓示の時、会議室に見た事無いスーツ姿の人が何人もいて、
社員皆ざわついていたら社長の挨拶が始まり
会社が先月、M&Aにて同業上位会社の完全子会社化されたと発表され、
同時に社長以下役員の退任が告げられ、
そのまま何の説明もないまま社長と役員達は退室し、
グループ上部からの新社長と執行役員達の挨拶が始まった。

話によると、各部門部長以下・役職付けの者は一旦留任も、
半年後の上半期終了にて役付け解除となりグループ各社へ出向で、
総務は現状維持も新部長就任しグループ内の処理制度へ移行する。

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営業部はそれぞれの過去の業績を判断し
各個契約を継続か雇用契約解除とする。
現場作業部は営業部と同じ・という発表が続き、
所属部門毎で面談を行うとなった。

俺は営業部の中間管理職で、結婚も遅く子供もまだ保育園前。
妻も某国家資格持ちだが育児と高齢出産に伴う産後の具合が余り良く無く、
就労は困難。

そして家は3年前に貯金をはたいて買ったばかり・なのに、
一旦役職を解かれ、グループ内の物販小売りへ移動と告げられ、
不服の場合は雇用契約解除を申し付けられた。

今の会社に新卒入社後・ずっとこの業界で生きてきたのに、
来月から某一般小売販売部へ移動とかw 何の為に資格を頑張って取ったとか、色々考えた。
同僚と元上司と色々話したが、部長クラスでも知らなかったらしい。

社長は3代目で跡継ぎもおらず、こういった可能性もあったのに、
何も考えず働いてきた。
多少業績が回復したのを以て、M&Aを専門会社に申し出、
地場産業窓口が欲しかった業界上位会社が買ったとか。

帰宅して妻に話したら泣かれてしまい、
この3週間は本当に辛かった。
いよいよ来週から隣県の某販売小売店へ移動し、
様々なものを売る立場になる。
とても会社を辞めれる状態じゃないし。
40半ばになって、まさか自分が店頭販売をするとは。
今後はどうなるんだろう。

前に3月末で所属会社が売却され、異動命令が出て物販になったと書いた者です。
担当は食品スーパー的な業務で発注在庫管理、店頭処理等を初めて経験しています。
もうかなり慣れました。

私の書き方が悪かったようで、幾つかご指摘を頂き、
自分では意識はしてなかったのですが職種を無意識に差別していたかと気付き反省しました。
ご指摘くださった方、ありがとうございました。

今は交代制の勤務・遅出早出も慣れ、
品出しや食品管理や発注等をこなすうちに楽しくなってきました。
ご近所のお年寄りや奥さん連中とも話すうちに、
自分が凝り固まった価値観に縛られていたと理解出来ました。
今では本当に良い機会を頂けたと感じています。
ですがやはり私は「肩叩き候補」だったようで、現職の店長からはっきりと言われました。

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腐らず働く私を見て考えが変わったと、
これからも頑張る気なら推薦できると言われました。
ですがバラバラに他業務に配置換えになった前会社の上長や同僚達は
今夏以降の継続勤務は困難なようで
それぞれ転籍若しくは退職勧告になるようです。
私は希望すれば現職には留まれるよう、店長が推薦してくれるので、
何とか頑張って今後はこの小売業界で業績を上げれるように
頑張ろうと思っています。
コロナ禍が何時収束するのかしれませんが、
生きて行く為に頂けたチャンスを生かそうと思います。

御心配頂けた方々へ、ご報告をお伝えします。ありがとうございました。

今年の3月末に勤めていた企業が売却され、
親会社からの通達で大規模量販店に移動したと書きました。
先月末、私は半年間の大規模量販店の勤務から
元の職種に近い部門の中間管理職へと移動指示があり
併せてほぼ前職と同水準の給与と地位にて正式に親会社社員になりました。
先月末に配属されていた大規模量販店店長と部門長に呼び出され、
配属通知をお聞きし内示を受領しましたが、
その晩店長に食事に誘われ、経緯を伺いました。

詳しくは記入出来ませんが、前所属企業は地元で長年続いた企業でしたので
買い受けた今の親会社としても地の利を生かした戦略があったらしいのですが、
その為には「人員を見定める必要があった。なのでワザと買われた側社員である私達を
それぞれ全く畑違いの場所に移動し、どういった人物かを見ていた」と言われました。

今日現在で私の前職同僚、上長達は1/3程度しか残りませんでした。
皆それぞれ事情があり人生の決断をされました。
私は妻と話し合い、新しく頂いたチャンスと思い何とか仕事を覚えて
やってきたつもりでした。

そして店長に

「○○さん貴方が一生懸命働く姿を見続けて、私は部門長に上申書を書いた。
貴方は全くの畑違いで、40代で新しく配属された仕事場で一生懸命されていた。
私は貴方が持つ資格を生かすべきだと判断し、そう伝えた。
前の職種と同じ部門に行く事になるが、これまで通り頑張ってください」

とお聞きしました。泣けて泣けて仕方無かったです。
早朝の品出しや特売の整理、在庫管理や温度調整、
色んな事を教わりました。
農家の方の苦労や製品の質の維持にどれだけ多くの方が関り
苦労されているかを体験し知りました。

本当に貴重な体験でしたし、若くても尊敬出来る店長の下で働けたことは、
奢り切った私の目を覚まし、他にも私を叱咤激励して頂きました。
ありがとうございました。

実は明日(今日?)いよいよ元の業種と同じ職場に参ります。
緊張して眠れず書いています。
今迄みたいに早番遅番も無いので少し心配です。
そして今になって「レジ打ちも慣れれば面白かった」と考えてしまいます。

これからまた、気持ちを切り替え頑張ります。

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