学生店長で29連勤とか当たり前で働いていた私は物忘れがひどくなって

学生店長としてバイト先の店を任されました。
この店長業務が結構過酷で、休みは月に一度あるかないか、
29連勤とか当たり前な勤務状態。
夜間の飲食店で特に忙しいのは休前日だったし、
多少無理さえすれば学生生活と
両立可能で(愚かな)責任感で辞めるに
辞められませんでした。

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卒業一年前に今の夫から
「卒業後に結婚しよう」とプロポーズを受けました。
後から聞いたところによると、
卒業後正社員登用が決まっていたので
辞めるに辞められないのでは?と思っていたらしく、
「卒業後に結婚しよう(だから辛かったらいつでも辞めていいんだよ)」
ということだったそうです。
しかし馬鹿な私は真意にサッパリ
気付きませんでした。

半年位して何らかの防衛反応が働いたのか
日常生活の物忘れがグッと増えました。
仕事と学業には支障をきたしていなかったのですが、
避妊薬でミスを犯してしまったようでした。
そんな時に限って宿泊施設の避妊薬が不良品、
使用してから気づく馬鹿な私達です。

まさか避妊薬でミスしてると思わず、
アフターピ/ルを飲まなかった私は
卒業まで後半年を残して妊娠しました。
「おれの収入だと贅沢はさせてやれないけれど、
家族3人生きていける。
学業の邪魔をしてごめん。夢の邪魔をしてごめん。
親御さんにもどんなに申し訳ないか。でも、
ワガママだと分かってるけど、産んでほしい。」

私にも責任はあるのに(むしろ薬でミスをした私の責任しかない)、
私の未来にまで謝罪してくれる夫と、
そんな夫との子供が本当に愛おしくて
産むことも卒業も決意できました。

プロポーズ後、お互い両親に紹介が済んでいたのも
助けて、好意的に受け入れて頂けました。
特に遠くに住む私の両親は初孫に驚きつつも歓喜。

バイトを辞める時は一悶着ありました。
けれどお腹に子が居る以上私も譲れないし、
強制的な堕胎は流石にハンザイになりかねないため、
なんとか逃げられました。
そうすると、バイトを辞めた途端、
今まで感覚が過労で麻痺していた為に気付かなかった
体のボロが出てくる出てくる。

母体と胎児を守る為にやむなく管理入院。
学部の特性上卒論に使う本が持ち出し禁止な物が多く、
卒論が完成させられないため大学を
半年で卒業することが絶望的になりました。
受けさせて頂いていた学費免除もなくなってしまう事、
出産後でも赤ちゃんの世話をしつつの
図書館で卒論完成は厳しい事を
夫と両親に説明して大学を中退しました。

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夫にとっては婚約しているとはいえ
学生を妊娠させたことや突然妻と子を
養う側になったことが、両親にとっては
学生の娘が妊娠して大学を中退したことが
修羅場だったと思います。

けれど私を責めもせず、
ただただ喜び体を心配してくれる優しさが
本当にありがたかったです。

義家族も学生という不安定な身分で
嫁に来ただけでなく、すぐ入院した情けない
私を「ご両親は(住んでいる場所が)遠いから」
というただそれだけの理由で
とてもよくして下さいましたし、
私は本当に恵まれています。

私にとっては、3年半も真っ黒な企業で働き、
それをおかしいと思えない程こき使われていたこと。
本当に何の感覚もなかったのに医師から
「命が惜しければ入院しなさい」
と半ば脅される程体にガタが来ていたことが
修羅場でした。

学費免除・多忙の学生には
家賃光熱費通信費程度しか支払いがないので、
安いお給料でも3年半働けば流石に
まとまったお金となって、
入院費を差し引いても赤ちゃんの準備に
たっぷりお金を掛けてあげられたことは
幸運でしたが。

バイト先は「(私)さんが辞めるなら私も!」
という学生バイトが続々出てきてしまい、
系列店を2店舗も閉めることとなったのが
修羅場でしょうか。

馬鹿な私のせいで他の学生バイトも
辞めるに辞められなかったのだと思うと
とても申し訳なく思うと同時に、
彼女たちが支えてくれて本当に嬉しかったと
感謝の気持ちでいっぱいになりました。

娘が産まれてからこちら、
どこから情報を得ているのかひっきりなしに
元バイト先から勧誘の電話が掛かってきますが、
目が覚めた今は無視しています。

可愛い娘がもうすぐ幼稚園に入園することと、
私もこの春から公務員として学校で
働かせていただけるようになったので、
過去の話ですが書き込みました。

お目汚し失礼いたしました。
二度電話番号を変えても、
何度着信拒否しても留守電に
不特定の携帯電話から掛かって来ます。
どこかから漏れているので誰にも教えぬしか
対策がありませんが、切れぬ縁もございます。
早々に諦めて私の携帯電話は折り返し専用機となりました。

田舎から色々な希望を胸に
単身出てこられる方が増える季節です。
若い労働力を安価で搾取しようとする
不届き者は残念ながらおりますので、
どうか被害者が増えない事を祈るばかりです。

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