会社の後輩が凄い。40過ぎて一回り以上年下の人間に憧れを抱くとか思わなかった

会社の後輩が凄い

中途で入ってきてあっという間に仕事覚えて資格も取って立場を確立
古株の偏屈爺さんたちとも仲良くやって
別部署の人からも評判良い
後輩より後に入ってきた新人たちもあっという間に懐いて
離職率が後輩が入る前と入ってからで全然違う

いつもニコニコしててひと目見てイイ人!と感じる雰囲気を持ってて
実際に誰にでも親切で優しい

人生二周目なんじゃないかな?
と思うくらい人間が出来てる
悪口陰口も言わないし聞き上手褒め上手
相手によって家族のことを褒めたり仕事のことを褒めたりしてて
良く聞いて良く観察してるのがわかる

40過ぎて一回り以上年下の人間に憧れを抱くとか思わなかった
年功序列もあって今はこっちが上司の立場だけど、
正直なところ後輩の下で働きたいわ

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自分がレスしたようなことをそのまま後輩に話したところ…

「○○さんの波風を立てない立ち回りのお陰で上から潰されることもなくやってこられた」
「自分が何をやっても褒めてくれるし、良いように報告してくれるから自信もついた」
「○○さんのコネも人脈も惜しげもなく紹介してくれたお陰で仕事がやりやすかった」
「自分がのミスや、フォローが足りなかった部分も何度も盾になってくれた」

ただの事なかれ主義の私の立ち回りが
ここまで褒められるとは思わなかった…

私が「いや、それは…」と否定すると倍返しで褒め返してくるので
聞いてるうちにだんだん素直に褒め言葉として受け入れられた気がする

「今更こんなこと言うのも何ですが、自分の上司が○○さんだったお陰で
これまでやってこられました。ありがとうございます」

でトドメ

仕事をしていてこんなカタルシスを味わうことが出来たのは
初めてかもしれない

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何がとは明確に言葉に出来ないけど
「良かった。報われた」という気持ちがストンと心に落ちて
涙が出そうになった

この景色が色づく瞬間
価値観がぐるっと変わって見えるもの全てが輝いて見えて…
どうにかこの感動を残しておきたくて形にしたくて今回報告させていただきました

家に帰り、拙い言葉で妻にこのことを話したところ

「良かったね。でも私はもっと前からお父さんの良いところ知ってたんだよ」

と言われ、2度目の以下略

「お父さんの自己評価が低いところは前から気になってたから、
後輩さんのお陰で前向きになってくれたなら何より」

「普段は正直頼りないけれど、優しくて誠実な部分がお父さんの良いところ。
この人が私たちを裏切ることはないという安心感がこの家族の良いところ」

後輩とは違って所々ダメ出しが入るものの
妻らしい言葉で何度も何度も伝えられ
最低限、夫として父親として頑張ってきたことを
妻にはずっと前から認められていたことが理解できて
それ以上に自分がずっと妻に支えられてきたんだと実感できて
恥ずかしながら涙が出てしまいました
愛されてるな…と自然に受け入れることができました

「なんか最近、凄い生き生きした目をしてるけど調子に乗って
出しゃばって後輩さんに迷惑掛けないようにね」

と釘も刺されましたが…

自分を引っ張ってくれる妻だったから何とか私のような人間でも
夫として父親としてやってこられたんだな、と
今更ながら妻に対する信頼と愛情も確認できました

ここで褒められてほんの少しの自信を貰って
口下手な自分なりの感謝を後輩に伝えることが出来ました
そのうえ家族の絆も確認出来て…

妻も
後輩も
ここで私に自信をくれた方も
私と出会ってくれて本当にありがとうございました

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