引き抜かれてきた女性管理職にオヤジたちが・・・

社長が他社から女性管理職を引き抜いてきた
ずば抜けた感じはないけど、
若干30歳にして部長職だったというだけあって
色々そつなくこなす
美人で笑顔が多くて育ちがよさそうなんだけど、
冗談も言うし、たまに毒を吐いたりして面白い人

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その人の歓迎会で乾杯の一杯を頼もうとしたら

「体質的に一滴もダメなんです」

とコーラをお願いされた
うちは古い体質の親父が残ってて

「1口くらい」

「最初だけだから」

とビールを勧めたけど、絶対に飲めないの一点張り
親父どもはこういう状況になるといつもなら白けるんだけど、
女性管理職の断り方があまりに感じがよくて

「そういうのもアリかな」

って感じになっておさまったので驚いた
はたから見てて特別な断り方はしてないんだけどね

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「飲めないんです」

というのを繰り返しつつ

「せっかくのお酒がもったいないですよ~」

「○○さんに飲んでもらえたほうがお酒も嬉しいと思うなぁ」

ジョッキが運ばれてきたら、
彼女が親父どもにニコニコしながら直接手渡したのが効いたかも?
彼女の分のビールも運ばれてきたんだけど、
隣の席の親父に

「私のお酒が、○○さんに飲んでほしいって言ってますw」

って言いながら押しやってて、
親父も喜んで受け取ってた

美人だからなのか、人当たりがいいからなのか、
とにかくこんなにうまくアルハラをかわせる人が
存在してることに衝撃を受けた

それまでは飲めない人がどんなに断っても
「最初の1杯だけ」「社会人としてのマナー」って
強要されたのに、この女性が入社して以来、
アルコールがダメな人には強要しないって風潮になってきて
嬉しい

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