神奈川のヤビツ峠の公衆電話が

山というか林道での不思議な出来事…
10年前の夜、神奈川のヤビツ峠に車で行った。
走り屋さんだらけでちょっとした渋滞になってたんで、
右脇にあった林道みたいなとこを走ることにした。

5分くらい砂利道を走るとオレンジ色の
水銀灯の街灯が輝いてて、道がなくなっていた。
道の脇に、崩れた茅葺屋根のぼろぼろの民家があって、
塩とかコドモわたとかのさび付いた看板が掛かってる。

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古い自動販売機と真新しい緑の公衆電話がその前に。
喉が渇いてたので、蛾がたかってる
その販売機でコーヒーを買った。
見たことのないメーカーで黄色と黄土色が
波打ってるパッケージ。

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そのとき、いきなり公衆電話が鳴り始めた。
そのとたん、街灯の明かりも、自販機の灯りも、
公衆電話の灯りも消えおれは暗闇の中コーヒーを
片手に立ち尽くしていた。

こんな誰も来ないような所にに
なぜ公衆電話が?どうして鳴ってる??
なんで林道に水銀灯が?そしてなぜ一斉に灯りが消える??
よく見ると電柱も何もない!!電気はどこから来てるんだ??

電話はまだ鳴りつづけていたが、
びびった俺はそのまま車に乗り込み
本道へ向ったが帰りの林道は、
さっき走った砂利道とは思えないほど草が茂っていた。

後日、友人を誘ってもう1度その場所に行こうとしたが、
どうしても見つからなかった。
当時の証拠はコーヒーの缶だけ、それも今はもうない。

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