小5くらいの時に両足を粉砕してしまい、私をからかいや悪ふざけの 標的にしてしまった

昔、私が両足を骨折した際に遭遇した修羅場
骨折した経緯は省略する
小5くらいの時に両足を粉砕してしまい、
松葉杖をついて移動せざるを得なくなった
そうしたら同じクラスの女子達は献身的にクラス移動などを
補助してくれたけど、男子達は私をからかいや悪ふざけの
標的にしてしまった

まず、ちょっと目を離した隙に私から松葉杖を取り上げる
「返して」と怒るとゲラゲラ笑って喜び、
机伝いに移動して接近すると、
近くにいる別の男子に松葉杖を放って遠ざける
移動中の私に向かって「ノロマ」と煽る

スポンサーリンク

スポンサーリンク

手すりに掴まって階段を昇降していると、
背後から突進してきて押し退けようとする
それまでやられるたびに私自身言い返したり、
女子達からの援護射撃もあって、あまり大ごとにはしなかったけれど、
最後のはマズかった
なぜなら登下校の付き添いには母が同行していたから
母は激怒してその男子を捕まえ、「何を考えているんだ」と罵った
朝の出来事だったので、母が担任に断固として抗議して、
その日LHRが開かれ男子達は弾劾されることに
私や女子から名指しされた一部の男子達は謝罪したものの、
1時間もの間放課後に拘束されたのは私のせいだとし、
聞こえがよしに陰口を叩くようになった
また、私を押し退けて危うく階段から突き落とすところだった男子は、
親に自分に都合よく脚色した内容を話し、
その子の親が学校に抗議の電話をかけてややこしくなった
曰く、「こんな小さな子供の腕を掴むなんて」
「キチ呼ばわりするなんて」
後から聞いたが、母はその人から慰謝料だの謝罪だの
要求されて大変だったそう

娘が私の母校に入学し、保護者会で当時同じクラスにいたという
男性と再会したのだけど、
「あの時は大変だったね」
と朗らかに話しかけられて驚いた
苗字から察するに、彼もまた松葉杖を取り上げて笑っていた1人だったはず
本人的にはちょっとした悪戯感覚だったのかもしれない
「あの頃は俺らちょっとおかしかったから」と笑い話にしようとするので、
「そうですね、大分おかしかったしすごく迷惑でしたよ」
と返したら目を丸くしていた
クラスが男女で2分されるくらい揉めたのに、
男性の中ではほんの些細な行き違いみたいな思い出に昇華されていたのが衝撃だった
人間の記憶ってアテにならないものだね

スポンサーリンク