クラブでナンパできなく反省しながら帰っているとDQNに「いきり立ってるから喧嘩しようや」

昔の話なんだが。

大阪のアメリカ村という所にはクラブがたくさんあって、
週末なんかとなるとすごく沢山の人が集まった。
まだ二十代前半だった自分と友達と二人で、
踊りもできないのに行ってみたんだ。
ほどほどに酒を飲んで、出来もしなかった
ナンパ(チキン過ぎて声がかけれないw)の反省しながら帰ろうとすると、
6人ほどの集団に囲まれた。

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どうやら彼等の中の一人の女にちょっかいを出した、
というらしいのだ。
自分達は不慣れだから声かけなんてできないから人違いだ、
と言うと、声かけなかった事は納得してもらえたが、
いきり立ってるから喧嘩しようや、とまさにいいがかり。
相手は6人。
こちらは2人。

1対1のタイマンでやってやるから来いよ、と。
とりあえず友達がやることになったが、
自分と友達は高校はラグビー、
大学は空手(佐竹に憧れてたw)をやってて、
酒を飲んでたこともあるからいい具合に
力が抜けて相手の腹を蹴ったらゲロッパになりながら
倒れた。

あらら、と思ってると、
相手の中の一人がナイフを出してきた。
これはやばいな、と思ったら友達が

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「光物出したら、今みたいに手加減でけへんで」

とボソッとつぶやいた。
ぜんぜん手加減してへんやん、
と内心では思いつつ自分も屈伸や肩の筋を
伸ばしてたら相手は

「すみませんでした!」

と倒れてる仲間を連れてスタコラサッサ。
で自分達もスタコラサッサと逃げました。
どれだけ道場で鍛錬しても喧嘩を避けることが
でけへんかったから俺らはまだまだやな、
と笑いながら帰宅しました。

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