友人の武勇伝
友人の両親が死に遺産でマンションと
マンションの真裏にある実家の豪邸を引き継いだ
実家は古いし広いしで
一人っ子の友人は更地にし土地を売ることに
幹線道路沿いですぐに買い手が付き
広い駐車場完備の居酒屋になった
友人はマンションの管理や現状把握の為
月に1～2回マンションの住人と井戸端会議してたみたい
居酒屋が出来3ヶ月ぐらいすると
マンション住人から異臭がすると苦情が
調べてみると裏の居酒屋との境にある壁から
風向きによって臭ってきていた
どうやら居酒屋の客が壁に向かって小便をしてたようで
友人はその居酒屋の店主に苦情を入れにいったのだが
いかにもDQNな店主に
「は？しらね～よ」
「小便してる奴に言えよ、てか客がやってる証拠あんの？」
と包丁片手に言われ話にならなかったようで
小便してるのも飲みにくるDQN仲間みたいでこりゃダメだと
弁護士や警察も考えたが
万が一揉めてDQN達が逆恨みをし
住人に被害→DQN逮捕→住人のせいで仲間が
→他のDQN住人襲撃→DQN逮捕
のDQNスパイラルは避けなければと
無駄に仲間意識強いしね
何人かで話して対策考えてて
始めは毎晩のように飲酒運転するDQN達を
通報しようとしたがDQNスパイラルで挫折、
毎晩飲酒検問しないかな～って話から
次の作戦が決まり決行することに
決行日の夜
いかにもって感じの車が数台
毎晩のように飲みに来る
DQN達が乗ってくる車数台の後ろのナンバープレートの封印に
白い紙を取れないように貼り付けて
後はひたすら紙に祈るだけ
普通車は必ず銀色の封印がされていて
それがなかったりペットボトルのキャップなど
誤魔化してたり色が違うだけで
盗難車やナンバー偽造など疑われて警察に止められる
その時飲酒してればDQN飲酒逮捕
→居酒屋摘発の完全他力本願作戦
普通の人はほぼ後ろのプレートの確認はしないが
DQNにばれない様に
白色にし一瞬見ても違和感は無いようにした
警察には白いとめっちゃ疑われるけどね
1週間後に大成功し
DQN仲間が警察に職質されて飲酒で逮捕
その後警察のおかげで店主も逮捕され
居酒屋も閉店し売り地になった
運の要素が大きいけど自分の手はほぼ汚さず
DQNも飲酒運転のせいで逮捕されたと思ってるだろうし
飲酒してない時ばれても
子供のイタズラぐらいに思われるし
飲酒運転ホイホイとしては凄いと思った
ましてや店主は仲間のせいで逮捕されるので
DQNの仲間割れも起きるであろうし
仲間を大事にするDQNにもヒビが入る
暴力だけがすべてじゃ無い事を学びました
