DQNがうるさかったので黙らせた

DQNに謝らせた話を一つ。

以前暮らしていた築30年のぼろアパート。
隣の部屋はご近所さんの話ではDQNと言われてる
30台半ば男性が契約していて
一時期はその部屋で暮らしていたようだけれど、
いつの間にか別に住居を移しその部屋はそのまま倉庫代わりに
使うようになっていたらしい(大家談)。

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倉庫なのでたまに荷物を取りに来ることがあるのだが、
幸いにも生活時間帯が違うため、
滅多に遭遇することはなかったので
ストレスをためる程の出来事もなく、
穏やかに過ごせていた。

しかしある日、私が在宅中に荷物を取りに来た。
夜中1時過ぎに。

話に聞いていた通りのDQNで、
深夜にも関わらず静かにしようなんて気遣いはない。
案の定、荷物を壁にぶつけたらしく、壁一枚隔てただけの
隣室で寝ていた私は、耳元でした大きな音でたたき起こされた。

寝付いたばかりで頭にきたので、
苦情を言ってやらねば気が済まんと
DQNが外に出るのにタイミングを合わせ、
こちらもドアの外に出てやりましたよ。

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長い黒髪を乱して貞子ばりに顔を隠し
白いワンピースに着替えて、はだしでね。

DQNは背中を向けていたので
私が玄関を開けたことには気づいていない。
そしてDQNが体の向きを変え、視界の隅に私が入り…
腰が引けながら、
ビクビクビクっと震えながらDQNが発した一言。

「うっひゃぅおぅぉ…!!」

へいへいへい、ビビってるー。

管理の行き届いていないボロアパートなもので
通路の電灯が切れかけていたのも都合がよかった。

満足感に満たされながら、
人差指を口に当てて静かにしろとやったら
「す、すみません」と謝ってくれました。

その後、私が引っ越すまでの6年間、
深夜に物音をたてたことは一度もないのは
そんなに悪い人じゃなかったからですよね。きっと。

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