昔、夜20時か21時ごろの
そこそこ混んでいる電車に乗っていた時、
私の横に立っていた10代後半~20代くらいの
女性の携帯が鳴り、
そのまま喋り始めた。
「もしもし、今?電車の中だけど。は?なに?」
と結構な大声で、迷惑だなーと思ってたら
突然膝から崩れ落ち、ぼろぼろと泣き始めた。
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私を含めた周りの人は
何が起こったのかとびっくり。
皆の注目を浴びる中、
呆然とした顔で泣き続けてる。
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近くにいた年配の女性が
恐る恐る「大丈夫?」と声をかけたら
「今…今お父さんが…死んだって…」
と号泣。
「とにかく座って」と
サラリーマン風の男性が席を譲り、
「よかったらこれを…」とテッシュを
差し出す私(花粉症)。
最初に声をかけた年配女性は、
泣く女性にずっと手を握られていた。
その人より私のほうが先に電車を降りたので
詳しいことはわからないけど、
「なんで」「どうして」と呟いていたから
病気で長患いとかでなく、事故や突然死だったのかなぁ、と。
上の人の話を見て思い出したので。
あと、意外と皆優しいなぁと思いました。
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