友人と夜の繁華街歩いてる時に酔っ払いの
学生集団に遭遇。男女数人づつで大声だして
上機嫌のそいつら見てこないだの
明治と清心の話思い出してムナクソ、
と思ってたら酔っ払いの大男がよれて友人に激突、
友人転んで看板の角で額にほんの少しの傷を負う。
それを見て
「ちゃんと歩きなよ〜」
「お前酔い過ぎだ、笑えるわ」
等仲間内で受けまくり、友人に謝る奴など皆無。
頭に来た俺と友人は大声で文句言ったが、
「は?」
「え?なに?」みたいにふざけまくり。
ヒートアップする友人、
するとすぐ近くにさの交番からお巡りさん二人登場。
こんな近くにお巡りさんいたとは
ちょっと驚きだが、
その後の対応早くてお巡りさんGJの件の続き。
お巡りさん見て言葉が無くなる学生共。
俺らも一緒に交番に招かれるが、
「いや、なんでもないんす」
「大丈夫です」
「違うんです。ちゃんと帰りますから」
と明後日の言い訳ばかり繰り返す学生共。
俺たちの事記憶から消えるほど馬鹿なのか?
と思ったらお巡りさん一言、
「それは貴方達が判断することでは無い。
怪我をしてるあの人が判断することだ」
と。
交番に入ると当然さっきまでの騒ぎが
嘘のように静まり返る学生共。
中には泣き出す馬鹿女も。
主犯の学生と友人が離されて事情聞かれてる時、
リーダーっぽい学生が俺のところに来て言った。
リーダー「何とか許してもらえませんか?」
俺「今頃言っても遅い」
リーダー「謝ってるんだから勘弁して下さいよ」
俺「警察に諭されてから言うのであれば子供と一緒。
お前ら頭大丈夫か?誠意の無いやつとは
口を聞きたく無いからあっち行け」
リーダー、口をモゴモゴさせながらやや俺を睨みつける。
リーダー「あいつの内定取り消しになっちゃいますよ」
俺「だから?」
リーダー「これ位で可哀想だと思わないんすか?
お願いしますって」
俺「お前、今なんて言った?」
リーダー「いや、ちょっと頭切ったくらいで・・・」
俺「」
リーダー「あの、聞いてんすか?」
俺「内定なくなるくらいじゃ、怪我に合わんわ」
リーダー「え?」
ここで婦警がニマニマしながら間に入ってきた。
まあまあ、みたいな感じに腹が立った。
リーダーの馬鹿と話す気なくなって黙ってたんだわ。
で、ちよっとその時気になったのが、
さっき泣いてた女がメッチャ青くなって
震えてる感じ?こいつ、大男の彼氏か?
なんて思ったんだけど、何故か口から出た言葉はこれ。
俺「あの女、未成年だろ?」
その言葉に挙ドルリーダー。
え?と?思ったよりも早く、
婦警が女の方に歩いて行った。
婦警「貴女何才?身分証明書ある?」
等々、矢継ぎ早に質問。
女、もう凄い表情で、口パクパクするだけ。
婦警「ちゃんと自分で言ってね」
と言いつつ、隣の部屋に連れてかれた。
婦警GJと思いつつ、
他の女の顔見ると皆真っ青。
結局一人づつ身分証明書求められて、
狭い交番の中ぐじゃぐじゃ。
結論言うと、友は被害届け出してたよ。
土下座して泣き喚く大男無視して。