サクラとして結婚式に参加した

昨日、急きょ結婚式に参加した

招待された?のはおとといの夜
新婦は義母のいとこの娘。
私たち夫婦(夫・子供2歳)はすぐ近所で別に住んでいて
土曜日はたまたま晩御飯を一緒に食べましょうと
義実家に家族で訪問中。
7:00頃に電話が鳴ってそれから修羅場の始まり(カーーーン!)

電話をとった義母が困惑したような声で
「えっ?」「そんなこと…」
「でも…」「言えないわ」
時々、ちらっと私を見てまた困ったように
「無理だと思うわ」
いつもはきはきしてあっさりものをいう
義母には珍しいな、と思いながら
夕食(焼肉でしたwww)の用意をしていると
「じゃ、自分で来て言って」
と言って電話を切りました。

スポンサーリンク

さすがに無視もできずに
「どうしたんですか?」と聞くと
(主人や義父も興味深々でこっちを見ていた)
「私のいとこのAさん、知ってるわよね」と。
義母が一番仲のいい従姉妹だそうで、何度か会ったことがある。
「Aさんの娘が明日結婚式なのよ」
それはおめでとうございます
義母は式には呼ばれていないので、
Aさんにお祝だけ渡したと以前にちらっと聞いている
「友達に招待状を出し忘れていたらしくて
誰も来てくれないんですって」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
なんでそんな事態になるんですか?

以下Aさんの電話の内容
・娘と年の近い私にサクラとして
参加してほしい(もちろんそれなりの恰好で)
・できれば私の友人も何人か
連れてきてほしい(もちろんそれなりry)
「明日の予定は?」
「買い物行くぐらいですけど(大雨だし)」
「本人には無理って言ったけど、
あきらめてくれなくてこれから来るって」
外は大雨が降り始めていて、無茶な人です
「お友達に今からお願いしたら?」
「もう、心当たりは全部したらしいけど」
3連休なので旅行に行ってたり、
もう予定があったりで呼ぶつもりだった友人はほぼ全滅
そんな話をしながら焼肉を食べていたら
Aさん到着(小一時間で車で来た)
そして聞いたいきさつ

・A娘は4カ月ほど前刷り上がった
招待状の友人分20枚ほど(会社関係含む)を渡された
・当時、湯水のように結婚関係で
お金がかかっていたA娘は切手代がもったいないと思った
・手渡しできる会社上司・同僚以外は電話で(メールですらない)
 「10月10日、○○で12時から結婚式するの。来てね」
と依頼(これが合計17人)
 もちろん、ほぼ全員「OK」の返事をもらう。
娘はそのまま「参加」と。

ちなみに手渡しした会社関係の人には
切手をはらずに渡したらしく、
気を使った上司(主賓?)一人以外は
普通の切手で出席の返事が返ってきたそうだ
「その時にどうして気がつかなかったの?」と義母
「忙しくて気になったけど、つい忘れていたの」
とほとんど泣きのAさん
結局、お祝儀なし・美容院代で私は参加
「友人もお願いできない?」
「いや、みんな仕事で忙しかったし、
そんな非常識なこと、頼めませんよ」
ついうっかり言ってしまった。(ちょっとむかっ腹立ってたし)
「そうねぇ、みんな迷惑よね」
と義母。泣き崩れるAさん。
さすがに気の毒になって何人かに電話した。

スポンサーリンク

7人ほどがお祝儀なし、
美容院代+バイト料で「サクラ」
として参加してくれることになった。
ふと思いついて妹(A娘と同じ年)に電話すると、妹もOK
ついでに妹の友人にも声をかけて同じ条件で5人確保
義母が「私ちゃんにもちゃんとバイト代、
出してあげてね」と言ってくれたwww
私と妹と主人と妹彼wwwで16人
何とか確保した時には11時をすぎていた。
蚊帳の外の義父と息子はポケモン
DVDを見ていつの間にか寝ていたwww

受け付けは私と主人www
お祝儀なしの人も一応祝儀袋は
渡してもらった(こちらで用意)

披露宴は普通のもので余興も
(妹友人がピアノ教師だったり)よかった
スピーチは大学時代の友人の名目で私がした
(さすがに誰もしてくれなかったので)
ちょうど先月末に友人があって、
その時のをほとんどそのまま
(新しいのを考える余裕がなかった)
新婦の性格にはちょっと当てはまらなかったかもしれないが、
式の祝辞なんてそんなもんだろうと思う。

多分新郎側招待客には
不自然には見えなかったと思う。

ただ、式の最中に新郎御両親が「サクラ」一人一人に
「今日は(A娘)さんのために
「わざわざ」御参加いただいてありがとうございます。
本当にごめんなさいね」と丁寧に御挨拶に見えたこと。
挨拶だけならあるかもしれないけど
「ごめんなさい」はどうも…。
多分、両親(そして親族にも)
新婦の不手際はばれていると思います。
(新郎がしゃべった?)

切手代は(80円+60円)×17人分 計2380円
これだけのお金を惜しんだA家(A娘)は
結局100万円以上(頂けるはずだった
お祝儀+美容院代・交通費・バイト料他
の余分な出費だったそうです。
高砂の新婦は微妙に不幸そうに見えました

さて、今から昨日の予定だった買い物に行ってきます。

スポンサーリンク