父は私をもっと暑い所に何度も閉じ込めましたから

近所に住んでるおっさん、病気で半身麻痺になって
奥さんと、同居の娘が自宅で介護することになった
おっさん、「嫁の貰い手のない穀潰しの娘も
やっと俺の介護で役にたてるわなガハハ」みたいなこと言ってた
(娘さんはちゃんと仕事してるのに、
親はなぜかいつも無職無能呼ばわりしている)

しばらくは杖をついてパチに行くオッさん見かけたけど
あっという間に寝たきりになったそうで、
長らく姿を見てない
おせっかいで詮索好きの近所のオバさんが、
家に押しかけて様子を見てスピーカーしてるんだが
なんでも、今はガリガリにやせ細って、
この猛暑の中冷房のない部屋のベッドに寝たきり
娘さんは冷房の効いた部屋で仕事してる

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おせっかいおばさんが娘さんに説教したら
「でも、父は私をもっと暑い所に何度も閉じ込めましたから」
「部屋の窓は開いてるでしょ? 私が閉じ込められた車は密閉されてましたよ」
「食事なんて1日一回、菓子パンで十分。そう私を厳しく躾けたのは父です」
「今、家賃や食費医療費を出してるのは私。
だれのおかげで生きているのか。
喰わせてもらってるのに文句をいうなと言ったのは親です」
「私は両親から厳しく躾けられたままを実践しているだけです。
それがおかしいというのなら、
まず両親に間違いを認めさせてください」

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おせっかいオバさんはプンスカ怒って、
ネグレクトで通報するとか言ってるんだけど
娘さんが幼いころ、しょっちゅう
パチ屋の駐車場の車の中で苦しそうにしてるのを
近所の人はしょっちゅう目撃してたらしくて
「まぁ…娘さんの気持ちも…わかるし…」とモゴモゴしてる

うちの親もそのモゴモゴしてる中の一人で
「あのころは熱中症のこと知らなかったし、
炎天下の車の中がどうなるかもわからんかった
ああいう事件が報道されて、初めてどんなに恐ろしいことなのか分かった」
なんて下らない言い訳してた

いや、想像したら分かるだろーがよ!と言っても
「知らなかったんだから仕方ないし!
あの家に関わったら厄介だったんだよ、何も知らないお前が偉そうに言うな!」
と切れるだけだからどうしようもない

何言いたいのかわからなくなったが
娘さんが解放されてほしいなんて思う自分は、
自分の親同様の傍観者なんだろうな

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