白人の夫同僚がソーメン大好きだというから しょっちゅう家に呼んで食べてもらってた

お中元のソーメンがめちゃくちゃ余ってしまった年、
オーストラリア系白人の夫同僚がソーメン大好きだというから
しょっちゅう家に呼んで食べてもらってた。
うちは息子二人+私達夫婦の四人家族で、
何を出しても誰もうまいともまずいとも言わない、
でも毎回完食、みたいな感じだった。
全員好き嫌いないし大食いだしなんだけど、
「これおいしい、また作って」「あれが食べたい」程度すら言わない。
文句なく完食してくれるのはありがたいけど、
ちょっと張り合いないなーとは思ってた。

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しかし夫同僚は真逆だった。
何に対してもすばらしくリアクションがよかった。
ただのソーメン+めんつゆで出すと「ウマーイ!」完食。
サラダソーメン風にすると「ウマすぎる!キミ料理の天才じゃない?」完食。
ビーフンみたいに炒めてピリ辛にすると「永遠に食べていたい!」完食。
ジャージャー麺っぽくすると「今この瞬間に死んでもいい!」完食。

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面白いことにつられて夫や息子たちの
リアクションまで良くなっていった。
最初は夫同僚のボキャブラリーに対抗みたいなギャグっぽい感じで
「ウマーイ!」「俺はもっとウマーイ!」「アメージング!」「イエーー!!」
みたいな感じだったけど
段々自然になっていって、夫同僚がいない時でも
「これうまい」「うまいな」「もっと辛くてもいける」とか言うようになった。
あと夫がごく自然に、夫同僚に私のノロケを言うようになった。

これも夫同僚の影響。
夫同僚がめちゃくちゃ恋人(日本人)のことをノロケるから。
なので私も夫や息子のことをノロケ返した。
むちゃくちゃ家の中の空気がよくなって、
やっぱり言葉に出すのって大事なんだと思ったわ。
夫同僚は帰国しちゃったけど「うまい」
って言い合う習慣は今も残ってるし夫婦円満だ。

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