浮気されお金取られてDVまで受けたのに、
私の親が亡くなった時期が重なってしまい、
汚夫に執着してしまった。
最後の暴力がキッカケで別れたのだけど、
最後に振り絞る声で汚夫に「出て行って」と冷静に言えた。
足でボコボコに蹴られている時、
愛猫がうずくまった私の肩に乗って
私をかばった。(私にはそう思えた)
汚夫は、動物には手を出さない人間だったので、
そこで暴力は止まった。
親を亡くして独りぼっちになって淋しいのに、
「出て行って」と言えたのは亡くなった親が
私に言わせたような気がする。
今、元・汚夫は借金まみれの惨めな生活を送っています。
別に私は慰謝料とか全然請求してないし、
ただ、離婚して出て行ってもらっただけなんだけどね。
逆に私は、元・汚夫から貯金・定期・保険の全てのお金を取られて
一旦無一文同然になったにも関わらず、
借金を一度も経験しないまま、
まっとうに働いて貯金も少し出来て、愛猫と幸せに暮らしてます。
ただ、、あのまま、、自分の寂しさに負けて、、
元・汚夫に執着してすがりついていたらと思うとゾッとします。
「馬鹿は死ななきゃ治らない」とはよく言ったもんだなと思います。
浮気癖・借金癖・人を裏切る癖って
よっぽどの改心をしない限り治らないんだね。
私を助けてくれた猫は、暴力を受けている修羅場の真っ最中に、
大きな人間の男の体をさえぎるように、体の小さな猫が
私の肩に抱きつくようにしがみつくように乗ってきたんです。
この時のことを思い出すと泣けてきます。
いつもは、この猫は私が「メッ」って言っただけで
耳をすぼめて逃げ出すんです。
そんな子が、基地外みたいに暴力ふるってる人間の前に
立ちはだかるなんて。。
猫だって怖かっただろうに。
私を守ってくれたこのけなげな猫を守る為にも、
私は強くならねばと思いました。
もう13歳で、人間で言えば初老です。
ああ、今思えば、猫のおかげで、
元・汚夫が再構築を求めてきてもキッパリ断れたんだと思います。
実は、私は今、猫好きで優しくて常識のある男性と婚約してます。
世の中は広いから、本当に色んな人がいて、
浮気や借金や暴力を軽蔑している潔癖な男性もいるんですね。
そう思えるには時間がかかったけど。。
私にしか懐かなかった猫も彼にベッタリなので、
猫にもOKをもらったみたいなものです。