そっと帰宅すると「あはは~ATMになるならまだいいじゃんかぁ~」「でもまぁそれでも私達の為に・・・」

さっきあったこと

今日も疲れて帰ってきた俺
子供も寝てるからそっと帰宅。
台所から水音と嫁の声と女の声がしたんだ
どうもハンズフリーでの会話らしい

耳を傾けた俺は心臓が氷る思いだった

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嫁友「あー…もうほんとムカつく!
年々アッチも適当になるし、嫁も最近レスっていってたよね?」
嫁「あ~…そうだねぇ最近したの…先月、したかな?」
嫁友「はぁ!?うちらまだ二十代だよ?なのに
1ヶ月あいてるの?私なら3週間しなかったら限界だわ」
嫁「わかるー私も限界通り越してるぅw」
嫁友「本当いやんなるよねぇ…もうATMくらいに
割りきらなきゃこっちがストレスで禿げる!」
「あはは~ATMになるならまだいいじゃんかぁ~うちはそれにすらならないよ~」

もうこの時点でお前なんて恥ずかしい会話をっ!
とか思ってたけど真っ白になったわ

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確かにわけあって給料は新卒並みだし五人家族を養えてない。
それでもいま頑張れば確実な昇進と給料アップが約束されてて、
嫁も応援してくれてると思ってたけどやっぱり本音はそうなのか…って

「でもまぁそれでも私達の為に必死に働いてくれて、
ヘトヘトになるまで頑張ってくれてるし愛してくれてるから幸せだよ~」

嫁友「うわぁ相変わらずラブラブだねぇ」
嫁「嫁友だって未だに出掛けるときは旦那さんに
初めて貰ったネックレス絶対つけてるし、
旦那さん好みの髪型十年維持してんじゃんかwどっちがラブラブなのさ」
嫁友「う…それは…」

嫁「それに手抜きのカレーって言ってたけどそれってあれでしょ?
旦那さん好物のルーから作ったやつだよね?しかもなんも焼いてんでしょ?
手抜きのカレーってのはうちみたいな市販ルーのやつをいうんだよ」

と続く会話にほっとして愛しい気持ちが溢れて抱き付きたかったが、
きっとこの会話は男が聞いたらいかんやつだと思い直してそっと玄関に戻ってから
今帰りました風に音をたてながら部屋に入ったら
携帯もった嫁がいて抱きしめてめちゃくちゃキスした
10年一緒にいるが愛しすぎてつらい
もちろん台所で泣かせてきたぜ

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