俺休日によく漫画喫茶に行くんだ。
当然、ああいう場所は誰もが静かにしている。
オルゴール調の音楽が流れて、結構お気に入りの店。

ある日、入店した途端に子供の騒ぐ声が聞こえた。
ちょうどお昼にかかる時間帯で、
店員が食いモン運んだり、客がドリンクバー
利用するのが多くなるタイミング。
子供らは2〜3人だったかな?
キャーキャー店内を走り回っている。

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あっちでぶつかりそうになり、こっちで大騒ぎし。
店員が
「遊ぶところは他にあるから(店内に別ブースがある)走らないでね〜」
とか注意するも、無視。
「うっせーばばぁ!」などと、明らかな学生アルバイトに
言う始末。店内で漫画を物色する客も、
ブース内で読んだり食ったりしてるであろう
奴等からも、「はぁ〜〜〜〜」とか「ちっ」とか聞こえてくる。
俺もぶつかられて、「走るなよ」って言ったけど、無視された。
その時だ

個室から妊婦さんが出てきた。
「お?オマエが親か????」と疑いの視線で俺は見た。
っていうか妊婦が漫画喫茶かよとか心の中でブーイング。
すると、通路の向こうからバカ餓鬼が二名走ってきた。
通路に立つ妊婦。
「おいおいぶつかるぞカーちゃんww」と思っていたら、
走ってきた子供らの一人は襟首を、一人は手首をがっしりと掴み
驚いて動きの止まった餓鬼の前にしゃがんでこういった。

「ねぇ?ひとつ聞くけど、ここは鬼ごっこしていい場所かなぁ?」

笑顔だけど、低めの声で。

「走っていいのかな?騒いでいい場所かな?考えてみよっか」

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餓鬼蒼白。
すごい勢いで首を横にふって

「・・・・ち・・ちがいます」
「そうだねぇ。スゴイじゃん。ちゃーんと解ってるね。
じゃあどうしたらいいかもわかるかな?」
「・・・・しずかにするぅ・・・」

泣きそうな表情で言う子供たち。
そこへ同じく騒ぎに参加していた子供も
駆けつけて不安そうに見ている。

「よし。えらいね。そうだね。静かにしよう。
ところで子供だけで来たの?」
「・・・・おかあさんと・・・・・」

妊婦さんは子供らの頭に手をやり、わしわしなでた後に、

「退屈になったんなら、ちゃんと子供用の場所があるから
そこへ行こうね」

といって背中をぽんと叩き
「おかあさんとこに行きなさい。」言った。
子供ら無言で母親のいるらしい場所へ帰った。

真横で何も出来ず、
全てを見ていた俺に出来たのは、

「あ、あの、親が逆切れしてきたら大変だから。戻った方がいいですよ」

ということくらいだった。
すると

「まぁ そのときはそのときで。」

ドリンクバーへ向かっていった。
妊婦さんが自分のブースに戻るまで、
気が気じゃなかった・・・・。

妊婦さんの漫画喫茶云々については、
そのときの自分のバカさ加減みたいなのを
書いたつもり。
騒ぐ餓鬼→妊婦登場→母親か?オマエか?wktk wwwみたいな。
あとから反省しました。
でも、利用する立場で言うと、やっぱあの場所で妊婦に遭遇すると
遭遇率が低いだけに、「え?だいじょうぶ?」というかなんというか
微妙な気分にはなるよ。

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