披露宴に行ったら私の席に誰かが座っていた→泣きながら帰った

主に私が、あと若干一名の女性が不幸だった話。

新婦友人として出席。
私の名前は、まぁ大衆的というか…
よくいそうな名字と名前。(例えば高橋陽子とか田中恵とかそんな名前)
仮に私の名前を「佐藤愛」とする。

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挙式も終わり、ご祝儀を渡して披露宴へ…
席次表を確認して名前のある卓に移動。
一緒の卓に友人・知人がいない事に気がつき、あぁ居心地悪いんだろうなぁとどんより思っていると卓に到着。
が、私の席に先に座っている女性がいる。

「席間違ってますよ~」

と声をかけると女性は振り返り「?」の顔。

「ここ佐藤愛の席ですけど?」

「?はい、だから私の席ですよね?」

「いや、私、佐藤愛の席ですよ?」

「私も佐藤愛ですけど?」

なんと同姓同名。
席次表を確認しても佐藤愛の席は1つしかない。
ナニコレどうすんの?って事でホテルの方に確認したら
「少々お待ち下さい」で大分待たされた。

しょうがないので二人で会場から
一旦外に出て待とう、となって
扉の向こう(会場外)に移動したら
、新郎新婦がスタンバイしているところに出くわした。

そして新婦の反応を見て
、招かれざる招待客は私だったと確定した。

※佐藤さんには「きゃ~愛ちゃん席で待っててよーw」
 私には「…?あれ、佐藤…さん?え?なんでいんの?」

お前が呼んだんだろ!とキレて帰りたかったが、
言えず。泣いて帰った。
ご祝儀も収集後で金庫かなんかにしまってあるからと
返してもらえなかった。
そのまま実家に帰って母にワンワン泣いて話した。
後日、新婦母(私母の知人)がお詫びとこうなった経緯と
ご祝儀を持って訪ねてきてくれた。
経緯はこうだった。

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私:高校の友人
佐藤さん:大学の友人

高校時代、私と友人になり、
メアド登録をして卒業後そのまま疎遠。
新婦は大学で佐藤愛さんと出会い、
メアドを登録…しようとしたらもう登録されてる!
でもメアドと携番が古いみたい!
更新しよ!(私のメアド情報を消さずに佐藤さんの分と一緒に二重登録)

その後疎遠。

結婚が決まり、招待状送るねメールをする時、
「佐藤愛」に2つのメアドがあることに気がつく。
→よく分かんないから両方に送っちゃえ
→両方のメアドから出席しますメールきたw 送り先住所も別にきたw
→よく分かんないから両方に招待状出しちゃえw
→結婚式当日 2名の佐藤愛が…

という事だったらしい。

ご祝儀返ってきて良かったけど
あの日はとにかく悲しかった…。
メアド、こまめに変えれば良かった。

本人からの謝罪は無かったです。
次の日の昼くらいにメールが一通

「愛ちゃんに失礼な事してないよね?」

ときただけ。

「失礼なのはお前だよ」

と送り返して、すぐメアド変更した。
以降、新婦本人からは何も無し。

後日、私母が新婦母に苦言を呈して、
新婦両親がその話を知ったらしい。
ちなみに二人の関係は

 私母:お稽古の先生
 新婦母:生徒

です。

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