小さい頃から難病認定されてるが障害にはならない。手帳をもっている同級生が役所にいた「私は病気じゃなくて障害者でよかったぁ」

小さい頃に難病だと言われて、それからずーっと体調がわるい

医者に言われたのは、
普通の人が風邪引いて軽いランニングしてる状態が
あなたの体調だと言われてる
だから体育とか見学ばっかり
運動会は前日の行進練習で体調崩して
翌日高熱が常だった
これでも障害にはあたらない

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私と同じように体育を常に休んでた子がいて、
その子は障害者手帳を持ってた
生まれたときに足がおかしくて、
手術を繰り返して中学生のころには
見た目には普通の人と同じだった

大人になって就職したあと、
体にかかるストレスが大きすぎて
体の免疫が暴走して3ヶ月入院することになった
研修期間だったからそのまま無職になった

退院後はアルバイトで
一日3時間だけ働きながら体調保ってる
これでも障害者年金の
認定基準には該当しないと言われた

夏の猛暑で体調が悪化し、私生活もきつくて、
市役所に相談に行った
対応してくれたのが
かつて体育を一緒に休んだ
障害者手帳を持っている子だった
普通のきれいな24歳の女性になっていた

一通り近況と相談内容を話したあと、
「元気そうで良かった。結婚もしたんだね、おめでとう」
という私の言葉を聞いたら、
彼女は口元をにんまりさせながら言った

「私は病気じゃなくて障害者でよかったぁ」

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就職も障害者枠らしい
「私は社会的弱者だから、
同じ社会的弱者の人の気持ちになれるし、
天職だと思う」と無駄な自分語りを聞かされた

仕事をしてと促したけど、
私が選べる選択肢は生活保護くらいだから、
その窓口に行ってねと言われた

最後の別れの一言は「ご愁傷様です」

市役所でひと目彼女を見たとき、
彼女も私と同じで
ハンデを背負って生きてきたんだから
年相応のきれいな姿で
おしゃれな服を着て活き活き働いてることに安心した

あぁ、元気でやってるんだな、
彼女の魅力に気づいてくれる
素敵な人とも出会えたんだなと
友達が幸せであることを喜ぶ気持ちで嬉しくなった

そう思った相手からこんな対応をされて、
心が一気に砕けた
私が勝手に彼女に期待していただけなのに、
彼女の言葉に傷ついてる

そんな自分が神経分からない

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