五年前大学時代に付き合っていたが、
相手の就職が大企業にに決まると
身分(笑)が違うから身を引いてくれって、
相手の母親から手紙をもらい
本人に確認すると
自分も就職してから一杯一杯だから
母親に立て付けないと言うからうんざりして別れた。
私は中小企業にしか就職できなかったから
そんなもんかなぁとあきらめた。
その時に貰った母親の手紙は達筆すぎて自分で読めなくて
自分のおばあちゃんに解読してもらったのが思い出。
で五年たち
中小企業でもその世界では世界に通用する技術があるので
大変社員の待遇がよく、そこそこ収入が良くて
海外も行かせてもらったりして仕事を頑張っている。
地方TV局の番組にも特許について取り上げてもらって
私もちらっと会社の待遇についてインタビューされた。
そこにまた別れた相手の母親から達筆の手紙が来た。
読めなくておばあちゃんに解読してもらった。
Aさんへ(私の事)
長い長い年月が過ぎました。お元気なようですね。
先日地方TV局の番組でお見かけしました。
番組で知りましたが、あなたのお勤めの会社は
大変実績のよい会社だとか。
収入もよくていらっしゃるようね。
やっとあなたも
我が家の敷居をまたげる身分になられたようね。
あなたの地道な努力に乾杯するわ。
B(元彼)も首を長くして
あなたが成り上がるのを待っていてあげました。
五年も誰ともお付き合いしなかったのよ。
想いを貫いたのは男として辛かったと思うの。
それを考えて慰謝料を持参して、
我が家に謝りに来てくださいな。
そうしたら我が家はあなたを受け入れる準備があります。
今更結納やら結婚式やらでもないでしょう?
足いれ婚てご存じ?
あなたの我が家に対する功績次第で入籍も認めます。
頑張って下さいな。
Bの今の連絡先は○○○○○○○○○です。
あなたから連絡してくださらないとBも連絡できません。
男は頭を下げるべきではありませんからね。
どうか私を受け止めて下さいなって
全てBに投げかけてごらんなさいな。
Bは優しく受け入れてあげますよ。
以上です
五年前の時は、私が可哀想と涙目でしたが、
今回は読み続けると笑って次がなかなか読めないほど。
私が催促すると笑いながら
読んでは笑い読んでは笑いで、時間かかりましたね
ゴミ分かぁ。いいですね。
ちなみに元彼の家は、2DKの市営団地でした。
遊びに行ったときに
あまりにうっそうとした森の中にある
汚い団地にびっくりした覚えがあります。
母一人子一人だからお母さんを裏切れないのだろうと
あっさり別れたのですが、別れて正解だったようです。