嫁大学生の時に嫁の猛烈な押しに負けて、 在学中に籍入れることになってしまった

自分社会人、嫁大学生の時に嫁の猛烈な押しに負けて、
在学中に籍入れることになってしまった。
デキ婚ではない。

帰宅したんで、出会った頃くらいから書いてきます。
15年以上昔の話だから、思い出すのに一苦労でした。

出会ったのはとある社会人サークル。社会人3年目くらいの時に大学生の嫁がサークルに入ってきた。
入ってきたときの印象はあまり覚えてないけど、華奢でおとなしい感じだったかな。
当時彼女いない歴=年齢だった俺は、別のA子の事が気になっていて、イケメソの友人にファッションとか教えて貰ってA子の気を引こうと躍起になっていた。
嫁とも接する機会は多かったが、普通にいい大人、人生の先輩として相手していたつもりだった。

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1年くらい経って、A子に全然脈がないことが分かり諦めて落ち込んだ俺は、
A子と接しづらくなり、逆に嫁と接する機会が増えた。
彼氏が束縛系だったようでその相談受けたり、パソコン買いたいってんで一緒に買い物に付き合ったり。
ネットはモデムでやる時代だったんで、設定とかしてあげたりもした。
当初はA子のことを引きずっていたこともあり、嫁は全然恋愛対象として意識してなかったんだけど、
会うたびに目立たない外見だった嫁が、どんどん綺麗になっていくんだ。
性格も、おとなしめだけど礼儀正しく、年上の俺を立ててくれる。
メールにも明らかな好意が含まれているように思えたし、その積み重ねの結果、俺も嫁と一緒にいると意識してしまうようになった。

そんなある日。明確に「デート」として二人で出掛けたのはその日が初めてだったと思う。
ショッピングして、カラオケ行って、ゲーセン行って、いっぱい遊んだ。
俺は1日ドキドキしっぱなし。「ああ、俺はこいつが好きなんだな」と実感したよ。
晩飯の場で「好きだ、付き合ってくれ」って告白。嫁歓喜、即OKだった。
嫁は学生寮の門限があったのでその日はちゃんと送り返したけど、
帰りの電車の中での二人は正にバカップルだった。
翌日、会社で仕事が手につかず、同僚に問い詰められて速攻でゲロったのはいい思い出ww

そんな感じで、俺と嫁は付き合い始めた。
プチ遠距離(電車で2時間くらい)だったので毎日は会えなかったけどメールはしたし、定時で上がれた日には会いに行ったり。
付き合いを重ねるほどに更に好きになっていった。
料理は上手い、その他の家事もちゃんとできるし、頭もいい。
何より感性が合ったんだ。お互いの趣味嗜好、ものを考える方向性。
もちろん違ったこともあったけど、それを意見をぶつけて擦り合わせることができた。
一緒にいて疲れないし、ものすごく安心できた。
嫁と一緒になれたら、その未来はきっと幸せに違いないって容易に想像出来た。

付き合い始めてから3か月目くらいにプロポーズ。
嫁、だだ泣き。
ただ、この時俺は、嫁が卒業したら結婚しようって話もしたはずなんだが・・・。
ここから、話が急にいろいろと転がりだした。

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あ、さっきのプロポーズは、嫁が大学3年の夏でした。

それ以降の話。

大学の夏休みで嫁は実家に帰省(学生寮は長期休暇は閉鎖)。
寂しがっていたら、お盆休みに実家に遊びに来ないか?との嫁からの誘い。
どう考えても日帰りできる距離じゃないので、泊まりは確定。
宿はどうするか・・・と思案していると、実家に泊まる話になった。
嫁が嫁両親を説き伏せたらしい。嫁両親も、娘の彼氏がどんな奴かは気になっていた様子。
(この時点では嫁両親に結婚話は言っていなかった)
めちゃくちゃ緊張しつつ、嫁実家へ。あまり覚えてないけどそれなりに歓迎はしてもらえた。
当然寝床は別w
嫁実家に行っている間は、嫁と近所の観光したりして特に大きな動きは無かった。

動きがあったのは、俺が戻ってから後。
嫁両親から嫁は「どうする気なのか」とさんざん言われ、
「結婚するつもり、今すぐにでも一緒に住みたい」と言ってしまったらしい。
嫁両親の回答は、「一緒に住むなら籍を入れろ、同棲はNG」。
ここから嫁の猛プッシュが始まった。

正直、俺は在学中に籍を入れるつもりは無かったから、大分迷った。
卒業までは同棲して、卒業したら籍を入れるでいいじゃないかと軽く考えていたのも事実。
一緒にいたいのは確かなんだけど、そこまでやっていいのか?
でも、嫁はどうしてもずっと一緒にいたいと言い続け、俺はあえなく陥落。
腹をくくり、籍を入れることにした。

籍を入れることに決めてからは、
・嫁両親への正式な挨拶
・俺両親への説明、正式な挨拶(実はこれが一番難航した)
・両家顔合わせの日程調整
・新居(アパート)探し
・嫁の退寮、引っ越しの手配
等々を数か月でバタバタと行い、嫁が3年生の間に入籍して、一緒に暮らし始めた。

嫁の卒業後に挙式もできた。
以来15年、苦労もあったけど、嫁と可愛い二人の子供との幸せな生活は続いている。

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