死んだ祖父の家に行ったら全然知らな人たちが普通に生活してた

うちの祖父の家はちょっと山の奥の方にあってね
年に何回か親戚で集まるからガス、水道、電気は
そのままにして管理はオレがしてたんよ

それで、法事もかねて集まることになったから
半年ぶりに祖父の家に行ったらなんか知らない車が停まってた

親戚の誰かが買い替えたのかなぁ?
と思って玄関ガラっと開けて入ったら
なんか向かいのリビングから「コラー!」とか言われてね

スポンサーリンク

びっくりして誰だと思って怒ってるおっさん見たけど全然知らない人なの
「ここオレの祖父の家なんですけど」
って言ったら向こうもなんか冷静になって
「家間違えたんじゃない?」みたいなこと言うけど
「じゃあどうやって玄関の鍵開けたんだよ」って言ったら
向こうも「?」みたいな顔

スポンサーリンク

よくよく聞いてみるとなんか祖父の知り合いで、
祖父が死んだらここ好きにしていいとか言われたらしくて
合鍵預かってたって

勿論そんな理屈う通じるわけないからすぐに出て行ってもらって、
3か月分のお金請求してお引き取り頂いた
どうやったら親族がいるってわかってんのに
勝手に住む気になるのかさっぱりわからなかったわ
しかも何がビックリするって、
ガスも電気も水道も全部叔母が支払いしてたんだけど、
明らかに人が使ったって感じの料金なのに普通に支払ってたこと
ちなみになぜか向こうから裁判起こしてきたからボロカスにした

怒鳴られた時頭おかしいのに刺されるんじゃないかと冷汗かいたよ…
なんか調べたら似た話結構あるらしくて、嘘やろ?って思ったww

合鍵まで渡される仲でしかも本人から譲渡されてるからおかしい!
って明らかに自分の手書きの書類出してきてキレてた
弁護士さんに「うちにその書類よりも後に
祖父が書いた遺書とその遺書持ってる写真があるから
それ祖父のじゃない」って言ったらいそいそと逃げ帰ったよ
祖父も30年前に遺産問題で親族同士が血を見る争いに巻き込まれたとかで、
遺書を書いてそれを写真にとっておこうって言ってたけど
冗談じゃなかったんだなぁ

スポンサーリンク