日曜日、息子が彼女を連れてきたよ。
少し照れながら、でも「紹介するよ」って頑張ってた。
相手のお嬢さんは明るくて優しそうで、しっかりしていた。
君の写真にもちゃんと挨拶してくれたね。
見ていてくれたかな。
どことなく君に似ているところがあった、かな。
やっぱり僕と息子は好みが似るのかもねw
15年前、まだ小学1年生だった彼は、
君の死を理解できずに戸惑っていた。
2ヶ月位経ったある日、突然泣き始めた。
「お母さん..」
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と繰り返しながら、僕の胸で2時間程泣き続けた。
僕も泣いた。
彼を慰めることもできずに泣いた。
あの泣き虫小僧達が立派に育ったもんだと思わないかい?
あの二人がこの先どうなるかは分からないけど、
温かく見守っていてあげてね。
僕らみたいに仲の良いカップルになれるかな。
なれるといいね。
来月お墓参りに行きます。
しばらく行けてなくてごめんね。
ずっと愛しているよ。
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