先月、長い入院生活を終え
やっと自宅へ帰ることができた。
俺はバイクで事故に遭い、ベッドの上で気がついた時は
身体が全く動かせなかったんだ。
こんなこともあろうかと保険はしっかり掛けていたんで、
なんでサクッと死ななかったんだと絶望したよ。
スポンサーリンク
だが嫁は
「たとえ一生寝たきりでもいい。生きてさえいれば」
と言ってくれた。
入院中はほぼ毎日見舞いに来て、
食事の世話からトイレの手伝いまでやってくれた。
まあ身体が動かなかったのは単にケガのせいで、
重要器官は無事だったんで今は大分回復したんだが
スポンサーリンク
もしも寝たきりになっていたら
一生世話してくれるつもりだったんだろうか。
ちょっと嫁に愛してると言ってくる。
早速だがさっき言って来た。
「嫁、愛してる。事故の際は苦労掛けてすまんかった」
「今度は俺が助ける番だ。
して欲しいことがあったら何でも言ってくれ」
そしたら嫁、
「知ってる。何でわざわざ言いにくるかw
いいから無理しないで早く身体治せ」だと。
ああ、腹の中の子が出てくるまでには
完治するようにリハビリに励むよ。
スポンサーリンク