20代で癌にかかっていることが判明。医療費で多額のお金を使ってしまい友達にお金の無心をしたところ

ある日、
唐突に気を失うほどの激痛で、
20代で癌にかかっていることが判明、
以後貯蓄もないまま底辺の生活をしていた私

母方の祖母も60で癌でなくなったし、
母も40で癌でなくなったし、ついに私もかという状況

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前年度の年収が400万あったこともあり、
医療費で大金が飛んだタイミングで
追い打ちをかけるようにきた税金の支払いはかなりキツかった

お金持ちと結婚し、大きな家を建てた友達に
お金の無心に行った
友達は私の話を聞いた後、当たり前のように言い放った
「そんなの、払わなければいいじゃないの。私も払ってないよ」

どういう事か話を聞くと、
いかに税金が無駄金か、
お金持ちはいかにして税金を払わずに
請求をかわしているか、そんな話を鼻高々で話された

もちろん全部
正当な手続きを踏んだものではなく、
要は「払わないためのごね方」の話

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その後なんやかんやで生活保護になった私
不思議なもので生活保護を受けると
自然と生活保護仲間が寄ってくるが、
その人たちの生活ぶりに驚いた

まず市役所にタクシーでくる
市内循環で100円で乗れるバスがあるのに
更に洗濯はクリーニング頼み、
衣類なんて使い捨て、
なんで自分で洗わないといけないの?と言われた

あとは教祖様と呼ばれる人の存在
お布施って収入とみなされないらしくて、
物凄く豪華なもので全身着飾って
いかにも成金って身なりなのに、収入ゼロの扱いらしい

その後私はアルバイトを始めて、
月10万足らずだけど
自分でお金を稼げるまで回復したが、
癌にかかってから見てきた世界が
現実離れしていてめまいがした

友達の税金払わなくて当然の感覚も解らないが、
他人の金で後ろめたさもなく生活できる人は
神経ないんじゃないかと思った

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