東京喰種っていう漫画があって、
敵に追い詰められてピンチな時にヒロインの
女の子(人間ではない)が主人公の男の子の
首肩の肉を食べて強くなり敵を倒すって場面を見て
小学生の時を思い出した。
20年も前の話で小学生の時、
下校時に知らない男の人にいきなり引っ張られて
人気のない空き地の草が生い茂ってる所に連れて行かれた。
帰り道はちょっと暗くて細い通路だったので
引っ張られてる時もやめて!!離して!!
と言っても誰にも聞こえるわけがなかった。
口を塞がれて押し倒されて、
当時レ●プなんて言葉も意味も知らなかったし
その時はコロされるんだと思った。
口を塞いでた手が離れて相手の顔が
私の顔に近づいてきた時、奇声を上げながら
おもいっきり相手の首肩に噛み付いてやった。
多分一瞬だったのかな、そこまで覚えてないけど
おもいっきり噛み付いて肉を引きちぎった。
相手はうぅぅって言いながら逃げていったと思う。
私も泣きながら家に帰ってうがいした。
血は鼻血だと言った。
その日あったことは怖くて怖くて両親はもとい
誰にも言うことができなかった。
自分も相手を噛みちぎってしまったし、
学校に知れたら友達にいじめられると思ったから。
小学生でも死にそうと頭が判断したら
肉を噛みちぎるぐらいの力は出るんだなと思った。