付き合ってた彼に軟禁状態にされてたときが修羅場
お盆休みだからと5泊予定で行ってみたけどず
っと一緒だと驚くほど合わなくてケンカしたり気まずかったりの繰り返し
耐えられず予定より早く帰る支度してたら止められて
ボウリョク振るわれて首絞められた
人間て簡単に落ちるんだね
会社に続けて休む連絡入れさせられた後
携帯壊されて荷物隠されて服はパンイチで部屋から出られなくなった
口答えしても黙ってても彼のお気に召さないと
首絞められて落とされるので無になって生活してた
あるとき珍しく酔っ払って寝てる彼を見て、
今なら逃げられるかもと彼のジャージをはおり
下は洗面所のタオルを巻いてハダシで逃げた
近所のコンビニ(何度か彼と行ったから覚えてた)に駆け込んで
警察を呼んでもらって助けてもらった
鏡見てなかったからわからなかったが、
両目とも真っ赤に充血してホラーみたいな顔になってた
その後処理もそこそこ大変だったけど逃げられてよかったと思う
今も似た背格好の男性を見かけると心臓跳ね上がるけどね
文才無くて上手くまとめられないの許して
その時住んでた街は仕事で住んで数年、あまり思い入れもなくしかも彼の地元
会社も寮も知られているので退職して引っ越しを考えた
電話で実家と会社にその旨報告し、たまたま彼が2週間後に
検査入院することを知っていたので引っ越し作業はその時期に
実家は父鬼籍で母は病気であまり動けないのだが
海外勤務の兄が心配して帰ってきてくれた
兄の親友(私にとっても幼なじみ)が弁護士なので、
兄親友の紹介で私の街近所の弁護士さんと最低限の戦いをしたけど
最初に警察に助けてもらった時に被害届を今後出さないと
同意した(私はボロボロ状態で駆け込んだせいか覚えてない)記録が残っていたのが災いして
彼に前科を付けることは出来ず
接近禁止命令と2X万円(名目は治療費と2週間の休業補償)で終わった
彼は私が住んでた寮を知ってたので
元同僚たちに偶然を装って近づいて情報集めしたり
会社の支店を回ったりした様子
それも私に近づいたわけではないので
弁護士からの注意だけ
つまんなくてごめんなさい
私は身体の傷もあるし、後で訴えられると信じて疑ってなかったのね
警察で最初に被害届保留したら半ラで財布も携帯もない私を
保護してもらえない感じだったような?自分がポンコツだったんではっきり覚えていない
すぐ迎えに来てくれる家族や友達がいないことを
責められた記憶はある(携帯が壊されて連絡取れなかった)
眠れなくなったので逃げた当日のことを書いてみる
コンビニに逃げて警察呼んでもらうまでしか考えが及ばなかった私だが当然その後がある
警察官は丁寧に事情を聞いてくださり、最初男女2人だったのがもう2人来てその警察官たちは彼に事情を聞きに行ったらしい
私はコンビニのバックヤードで話を聞かれアザや目の充血の写真を撮られその後パトカーに乗せられまた話を聞かれた(違う人が2回同じこと聞くのはマニュアルらしい)
たしかこの時彼と別れる意志を彼に伝えることを了承させられた
荷物を諦めるか聞かれて、当然返してほしいと希望したが
諦めた方が強い意志が伝わるのにと言われた
でも現金すら持ってないのに携帯・免許証・銀行カード・寮の鍵無いのは
詰みなので出来ればお願いしますと伝えた
わりと近くにもう1台停まったパトカーで彼も警察官と話をしていると教えてくれた
私が息をヒュッとしたのを見て女性警察官が手をさすってくれた
しばらくして私の荷物が警察官経由で戻ってきた
私も彼の家から持ち出したジャージとタオルを警察官に渡した
他に持ち出した物はないかと聞かれたのは不愉快だった(それ返したらパンイチやぞ)
その後パトカーで警察署へ行き書類を書く
内容は出来事の経緯を文章に起こした形
警察官が口で言った通りに文字を書くだけ
プラス『自分から彼に連絡しない』と書かされた
DVは戻っちゃって繰り返す事例多いらしく仕方ないんかな
ちなみに被害届を出さない約束はここでは書いてない
終わって帰ってよしと言われるが時間は深夜3時、寮には帰れないし行くあてもない
警察署の免許更新でDVD見る部屋を使わせてもらいちょっと寝る
始発が動く頃に警察署から出て電車でわりと遠くの携帯ショップに向かった
開店までの時間つぶしと近くのショップは彼に見つかる危険があると思ったから
荷物にサングラス入ってて助かった
充血っていっても白目に赤のサシが入ってるみたいなんじゃなくて
白目が赤目になってるからホラーだよ
午前10時過ぎに携帯復活
実家の母と海外の兄と会社に連絡
びっくりだが会社がこの後もめちゃくちゃ親身になってくれて
今も本当に感謝してる
まず社長が携帯ショップまで迎えに来てくれて
とにかく病院だと連れて行ってくれてずっと付き添ってくれた
そして寮に帰れない私を自宅に置いてくれた
そのための社長宅近くの病院だったようだ
奥様のご飯食べてお布団で寝て生き返った
その後当日は母や兄からの電話メール対応で終わる
若い時は他人に迷惑かけないのが大人って思ってて
実家にも会社にも事実報告して謝ってでもこの後は自分で出来ますって伝えたなあ
そうしたら色々な方面から助けていただいて今は感謝してる
見てる人いないの幸いにコソッと続き書く
逃げてから4日後、兄が帰国したので社長宅からホテルに移動して
兄の伝手の弁護士さんと色々打ち合わせを始める
この頃の私は気が抜けたのか、1日のほとんどを眠って過ごすような生活
目の充血がギョッとするほどだったので夜しか外出できなかった
けど引っ越しは必須
逃げた日の2週間後に彼が入院するの聞いてたのでその期間に済ませたい
弁護士さんが確実に入院したのを確認してくれて急いで実行した
実家は田舎すぎて特定待ったなしだし
今の地域近郊で引っ越して見つかったら目も当てられないと皆で考えて
地方の都市部に紛れるのがいいと判断
なんやかやで新居での生活を始め、社長の紹介で新しい仕事も見つかった
地方といえど都市部なので、大学時代の同級生がたまたま住んでいたりして
寂しくはなかったのが救い
彼の処分としては刑事罰、被害届は出したかったのですが叶わずでした
重くも軽くもない相応の罰を受けるべきと思っていた
もううろ覚えで正確ではないですが
逃げた日のパトカーでの聴き取りで被害届出さない条件で
彼にボウリョクを認めさせたとか荷物返してもらえたとかで
もし私が被害届保留するならその場の話が全然違うことに
なるらしいです(彼にとっては話が違うし警察にとっては無駄に説得したとなる?わからない)
朝まで何もできないわけで(覚えてるのは実家と会社の電話番号くらい、
母が急いできても半日以上かかる距離)会社の電話がつながるまで
10時間パンイチで赤目で携帯無し一文無し確定の私では警察と彼両方と戦うのは
無理だったと思いますし
警察官がそう判断して彼と交渉してくれたんだと思うことにしました
民事では弁護士経由で相場の金額を要求しました
私は「私の気持ちや温度」が彼に伝わるのが嫌だったので
上手く言えないけど慰謝料の金額で争うとかは彼との繋がりをまた濃くしてしまう感じで避けたくて
弁護士さんから実費と慰謝料でXXX万、これはこういうケースの相場ですと提示してもらいました
彼は慰謝料の名目では絶対払わない、裁判も辞さないとの回答だったので
では実費だけいただきますとしました
なのですっきりはしないですね
軟禁されたのは約3週間
アザと目の充血が治るまで2週間
軟禁中に体重は5キロ減りました(元々太ってないのに)
職と住居を失い1から立て直すのに半年
金銭的にもかなりマイナスでした
直接関係ないけど引っ越し業者の社員がプチストーカーになったり
新居近くのスーパーの店員に変に付きまとわれたりしたので
弱ってると変なもん引き寄せるんだなと身をもって実感しました
この頃まだ彼との件が終わってなく弁護士さんと繋がりがあったので
合わせて対応してもらえたのは不幸中の幸いでしたが
それでも退職の際色々不利にならないよう配慮してくれ
新しい職場も紹介してくれた当時の社長と奥様
何度もメールなどで励ましてくれた元同僚たち
駆け込んだコンビニのオーナー夫妻
私の意思を第一に交渉してくれた弁護士さん
そして激務の中1か月近くもそばで支えてくれた兄
ひとりで何でも出来る大人のつもりだった私に
困ったら頼る事も大切だと教えてくれて感謝しています
ボウリョクの後遺症として
麺をすすって食べられなくなったのと
あご、というか耳の下あたりがカクカク音がするのがありましたが
1年近くでほとんど気にならなくなりました
警察の人は赤い目を見てあー首ね、って感じでした
見慣れてるのかもしれませんね
※被害届を出さないなどという交渉を警察が誘導しているのは違法です。
警察は被害届を受理する義務があります。