犯罪者はしぬまで犯罪者

特定されるようなことは言えないけど、事件当時にそこそこ
ニュースを騒がせた少年犯罪の犯人が、刑期を終えて
出所して、うちの職場で働いてたことがある。

ちなみにうちの職場は、
そういう少年院の出所者の社会復帰をけっこうやってて、
職場には元暴走族とかみたいな人も、けっこういるんだけど、
やっぱり世間の目は厳しいし、
そういう人達もストレスたまるから、修羅場は多い。

事情知った人が、

「犯罪者が出所したぐらいで刑が終わったと思うなよ!」

みたいに、
いきなり悪意むけてくることもあるし。

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でもその子の場合は、
誰も事件の犯人だなんて知らなくて、万引き繰り返して〜
みたいな軽い罪で少年院に入って、出所した、
みたいな話になってたのに、
わざわざ言いに来る人間がいて、かわいそうだった。

マスコミを名乗る人から

「○○事件の子がいるでしょ」

と電話かけてきたり、

「噂で聴いたんですけど」

とクレームが来たり、色々あった。
そういうのが何回かあって、職場全員や近所の人も
みんなが知ることになった。

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そしたら、いつも

「少年犯罪犯す子は寂しいのね。私をお母さんと呼んでいい」

とか言ってた、職場の年配のおばさんが、

「あんなことする人間と一緒に働けないわ」

とか言い出して、その日の内に

「私とあいつ、どっちを取るんですか!!!」

と上司に直談判しに行って、どういうわけか、
おばさんがクビになったw

すぐにお客さんにまで名前が知れ渡ったもんだから、
そいつも辞めて別のところへ行ったんだけど、
おばさんが引き継ぎ拒否って無断欠勤した状態で辞めたせいで、
後任になった自分は超大変だったw これが修羅場。

あ、ちなみに少年Aではないよ。
ただあの人もそうだけど、ニュースに載るようなことした人は、
ずっとそういう人生を歩むんだろうな、とは思ってる。

いやいや、別に犯罪者は刑期終了したから自由だとは思ってないよ。
相手が納得するまでが、実際はみそぎだと思うし。
あと修羅場は、引き継ぎなしで仕事投げられて、
そのまま期末や申請に必要な経理を
一人で何とかしなきゃいけなかったこととして書いた。
変な書き方でごめん。
最後の二文が余計だった。

自分の考えで言うと、社会復帰って、加害者の保護っていうより、
失踪や再犯を防いで、賠償金に使われるお金を稼がせる、
安全な社会を保つためのシステムなのに、
何でそれをわざわざ関係ない人たちが邪魔するのかな、
とは思ってる。ホワイトカラーみたいな仕事には一生就けないのに。
あと、うちの場合は、真面目に働かないのはもちろん、
賠償バックレと賭け事と犯罪に抵触することは
軽くても全てアウトだよ。

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