ヨッメ
「隣に引っ越してきました」
ヨッメ
「小さい子供がいるのでうるさくしてしまうかもしれませんが、
何卒宜しくお願いします」
隣人
「あぁ、はい」
数ヵ月後
ムスッコ「キャッキャッ(σ≧▽≦)σ」
隣人の叩く壁「ドンドンドンドン!!」
ムスッコ「パパ~壁がドンドンドンって鳴ってる」
ワイ
「そらおまえがうるさくするからやろ、静かに遊びや」
ムスッコ「は~い」
ムスッコ
「キャッキャッ(σ≧▽≦)σ」
ワイ
「こらこらまたうるさくして」
「ピンポーン」
ワイ
「はい…あ、お隣さん」
隣人
「煩すぎるんですけど!!気を付けてください!!」ドアバーーン!
ワイ
「さーせん」
ムスッコ
「パパ~ごめんなさ~い」
ワイ
「すまんな。パッパが広い家買えればええんやけどな」
数ヵ月後
ワイ
「ただいま~、ん?ムスッコどうした」
ムスッコ
「あのね~、隣のおばちゃんがね~、
僕のことうるさい!って拳骨してきたの」
ワイ
「そらお前が煩くしたからやろ、
ちゃんとごめんなさいしたか?」
ムスッコ
「しようと思ったらママが怒って
お隣のおばちゃんとおっきい声出して喧嘩しちゃった」
ワイ
「ええぇぇ…(めんどくせぇ~)」
ワイ
「お隣さんと喧嘩したん?」
ヨッメ
「そうなの聞いてよ!隣のBBAが
ムスッコのこと殴ったんだよ!?ありえないでしょ!?」
ワイ
「殴るのは良くないけど、元はと言えばうちが悪いんやし…」
ヨッメ
「はぁ!?あんたもあのBBAの味方すんの?
ありえないからマジで!」
ワイ
「いやいやそういうこっちゃないんやって」
その週の日曜日
ワイ
「せや、お隣さんに何かお詫びの品でも持ってくか」
ピンポーン
お隣さん「はい、ああ隣の、何ですか?」
ワイ
「いや、日頃ご迷惑お掛けしてまして申し訳ないと思いまして…
つまらないモノなんですが(萩の月)」
隣人
「何ですかこれ」
ワイ
「いや、こちらも注意はしますので、
子供に手を出すのだけはご勘弁してもらいたくてですね…
このご時世誰が見てるかもわかりませんし」
隣
]「結構です」ドアバーーン!
ワイ
「…(あらま)」
ワイ
「ただいま」
ヨッメ
「おかえり、ちゃんと言ってくれた?」
ワイ
「うん。言ったけど、萩の月は貰ってくれんかったわ」
ヨッメ
「はぁ!?わざわざ買ってきたのに意味わかんない!」
ワイ
「まぁまぁ…モグモグ(萩の月うめぇ)」
数ヵ月後(ていうか昨日)
ワイ
「ただいま~、あれ?引っ越しのトラック停まってる」
ヨッメ
「お隣さん引っ越すんだって(笑)」
ワイ
「へぇ~、転勤とかの時期やしね」
ヨッメ
「でさ、さっき隣のBBAがうちに来てさ」
ワイ
「え、また喧嘩してないよね…」
ヨッメ
「違う違う、
『引っ越し作業でうるさくなるかもしれないからこれ』
ってお菓子持ってきてさ」
ワイ
「へ~、律儀やね」
ヨッメ
「もちろん断ったけどね(キッパリ)」
ワイ
「え…マジで」
ヨッメ
「だって腹立つじゃん、
こないだうちが渡したお菓子は受け取らなかったくせして」
ワイ
「それとこれとは別じゃん…」
ヨッメ
「でさ、相談なんだけど」
ワイ
「…なに?」
ヨッメ
「うちも引っ越さない?ていうか家建てない?」
ワイ
「意味がわからん」
ヨッメ
「だってもし隣の奴等が一軒家だったら腹立つじゃん!」
ワイ
「いやいやいやいや関係ないし、
それに今から家買うって時期的にもおかしいから」
ヨッメ
「え~だって、ムスッコもおっきいお家住みたいよね?」
ムスッコ
「ボクはいっぱいおうたを歌える家がいい」
ワイ
「うっ…(卑怯な…)」
ワイ
「いやいやいや現実的じゃないって、
ムスッコもまだ3歳やし、幼稚園とか
決まってからでエエんちゃうの?(適当な言い訳)」
ヨッメ
「そんなこと無いって、
私と同じ病院で子供産んだママ友さんのところなんか
3階建ての家建てたって言ってたよ?」
ワイ
「どこの誰だよ…」
ムスッコ
「ボク秘密基地欲しい、パッパ買って」
ワイ
「テント張っとけ」
今日
ワイ
「な~」
同僚
「あ、奥さんに何か言われた顔してる」
ワイ
「さすがやな、ほんでな…嫁がな」
同僚
「二人目?」
ワイ
「ちゃうわ!こちとら相変わらずのxvideoじゃ!」
同僚
「www」
ワイ
「じゃなくて、嫁がね?家欲しいって言うのよ」
同僚
「あ~お前んとこもその時期ね~、キツいね~家ね~いらないよね~」
ワイ
「せやろ~?」
同僚
「でもさ、イッチの家の家賃なんぼよ」
ワイ
「7万ちょい?」
同僚
「住宅手当て引いたら?」
ワイ
「5万くらいかな」
同僚
「ならローン組むのと変わらなくね?」
ワイ
「えぇ…お前までそっち側に行くのかよ…」
同僚
「イッチも良い年なんだからその時期が来たってことだよ!」
ワイ
「同学年で実家暮らしで独身のお前に相談したのが間違いやったわ」
同僚
「ぴえん」
ワイ
「さーてどうすんべ…」