自分の顔が自分の想定より4割位不細工だった事に気づいた今、

物凄く下らない事なんだけど、
自分の顔が自分の想定より4割位不細工だった事。
しかも30過ぎてから気付いた…。

別に凄い美人だと思い込んでいたわけではない。
中の下、下の上レベルと思っていた。
ブスの並み、みたいな。

私が自分をブスの並みだと思った事件は、
高校時代バラエティー番組の観覧に当たった事。
芸能人の後ろに観客席があるタイプで、
ある芸能人のすぐ後方に私が座っていた。

なので、その芸能人がアップになると
後ろに悪夢のように浮かび上がる不細工な私。

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帰ってから放映されてあまりのブスさにびっくり。
しかもその椅子が単なる板で尻がずっと
痛かったせいで、番組が進むごとにブスが苦悶の表情に。

おこがましい事に、
それまで自分を

「超美人じゃないけど、よく見ると可愛い。
少女マンガで言うと主人公ポジションの顔」(!)

と思っていたので、幻想が打ち砕かれた。

ほら、少女マンガの主人公って

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「私は美人じゃないし…グジグジ」

みたいな事言いながら、モテモテじゃん。
イケメンに「あれ?こいつ可愛い」みたいに
惚れられたりして。

そんな事実はないのに、そう思い込んでいた。
しかし観覧事件が起こり、自分のブスを自覚、
身の上は弁えていたつもりだった。

そして時は過ぎ33歳の時、
地域のちょっとしたイベントでTVのインタビューを
受けた。

例の観覧事件の放送事故を思い出し、

「ブスが油断すると更に酷いことになる」

と、精一杯のキメ顔で挑んだ。
が、結果、高校の時よりも酷い顔で写るキメ顔のブスが!
あれは尻が痛いせいで割増でブスに写っていると思っていた。
だからキメ顔してればもうちょいマシだと思ったんだ。

でも尻が痛くても、キメ顔でもブス度は変わらなかった。

と、いうわけで30も半ば過ぎた今、
更に謙虚に生きるようになりました。
もう手遅れかもしれないけど。

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