優越感に浸るためにコトメの子を育てた

コトメを馬鹿にして優越感に浸るためにコトメの子を育てたこと

脳味噌がハッピーなコトメは若い時から不倫を繰り返していた
不倫略奪したコトメ夫も不倫三昧、子供はトメに押し付け気まぐれに
可愛がる
我が家も散々迷惑をかけられた。断りきれなかったこちらにも非はあるが、
何をしてもお礼も謝りもしないコトメにはいい加減腹が立っていた

トメが亡くなり子を押し付ける相手がいなくなったコトメは我が家に

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「夫と離婚して別の人と再婚する。
子供がいると邪魔なので子梨のお前らに子をやる。
大事に育てろ、いい大学に入れろ。将来いい男になったら
迎えに来てやる(要約)」

と言ってきた
これ断ったら、世話をする人がいなくなったコトメ子は
最悪死ぬかもしれないと思い引き取ることにした
コトメは子供に恨まれたくはないらしく

「いい子でいるのよ。ママも寂しいわ」

とコトメ子に綺麗事を言い不倫相手と再婚
コトメ夫は知らん <

小学校低学年だったコトメ子をうちの籍に入れ、
今までコトメにしてもらえなかったきちんとした教育をして
人としてまともになれるよう育てた
そのおかげか部活でいいとこまで行けたし、
将来の夢もできその分野の教授に教わるためにいい大学に入った

この頃には私のことを母、夫を父、
コトメのことは『あの人』と呼ぶようになっていた
そのまま院に行き、教授の研究室に入ることが決まった時期に、
コトメが連絡を取ってきた

「言いつけ通りコトメ子を育ててくれてありがとう。
もういいわよ、あの子を返して(要約)」

コトメから連絡が来たことを子に伝え、
電話を変わるとコトメが甲高い声で騒ぐのが聞こえた

「コトメ子くん立派になったのね、ママ嬉しい」

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「お久しぶりです、コトメさん」

「どうしたの?ママって呼んでいいんだよ?」

「僕はもう母親のことをママって呼ぶ年じゃないです。
そんなことも分からない人は母親じゃない」

「何!?あの人に変なこと吹き込まれたの!?」

「僕のママはあの時いなくなったし、
本当の母さんなら僕のために毎朝コーヒーを入れてくれてます。
コトメさんは、何も気にせずどうぞお幸せに」

電話してる子を見て私は多分凄く嬉しそうな顔をしてたと思う
引き取ることを決めてからずーっと、この日がくることを願って
子供を育て続けてきた
クソみたいな人間なのに周りを振り回して
被害者みたいな顔をして、
その実いつも自分だけは幸せなコトメが嫌いで嫌いで
仕方なかった

だからわざわざ戸籍上もうちの子にして
コトメから戸籍上息子を奪ったし、
引き取って早々に子供には真実を伝えてコトメを恨むようにさせたし、
コトメが連絡を取ってくるように義実家側の親戚にも
子供の情報を流してたし、
番号を変えず着信拒否もしなかった

全部私がコトメを上から見下ろして
馬鹿にするためにやってきたこと

この電話が来てすぐ後に子供は独り暮らしを始め、
うちは番号を変え引っ越し、
コトメから連絡を取れないようにした

それからもうすぐ5年経つけど、
今思えばコトメが嫌いだったからって
なんでそんなことをわざわざしようとしたのか
自分でもよく分からない

結果としてちゃんと育ってくれたからよかったものの、
下手したら夫に捨てられ、子はDV引きニートになってたって
おかしくないのに
夫も子供も私の気持ちは察してるかもしれないけど、
死ぬまで誰にも言わずにいようと思ってる

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