父の葬儀が終わった後にパソコンのメール整理してると怪しいメール「お久しぶりです会いたいです」

飛び降りであぼんした父親の不倫相手に
その事実を知らせた時が修羅場だった。

昔から不倫してた父。
というか本気だったのかな?
母に、子ども達連れて出てけ、今すぐじゃないけど。とか言っちゃう頭おかしい人。
でも子ども3人も抱えて生活させていけるだけの経済力の無かった母は離婚せず、
父も離婚を強行することなく、なんやかんや10数年家族やってた。

で、ある時父がタヒんだ。
飛び降りだった。

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その何年か前に不倫相手と別れてたみたいで、
それと同時期に父の母(自分にとっては祖母)が亡くなった。
それが父の心の支えをもぎとったらしく、会社での振るまいが問題視されて
事実上のクビ勧告されたのがとどめになったみたい。
いきなりだったから母はパニックだったし、弟たちなんかまだ中学生だった。
自分は高校卒業する年だったんだけど父に対していい感情なんか持ってなかったし、
ぶっちゃけタヒんでくれて清々してた。
あーこれで家の中の重い空気がなくなるって。
酷いやつでごめんね。

父の葬儀とか四十九日とかその他もろもろが一段落ついた頃、
パソコンのメール整理してると知らないアドレスから父のフォルダにメール。
開けたら不倫相手からのメールだった。
内容はまあ、お久しぶりです会いたいです的な感じ。
なので自分が娘であることを最初に伝えて、父のタヒをご報告。
最初は信じてくれなかったけど、事実ですとだけ返してた。
そしたらどういう訳か自宅に電話がかかってきて、
電話口で相手に泣き叫ばれたのがスレタイ。

つーか不倫相手に家の電話番号教えるなよ。
イライラしたけど、受話器からガンガンに漏れる程の
金切り声で泣き叫ぶ相手への恐怖心というか、
よくわかんない気持ち悪さの方が勝ってフリーズしてた。
なんとか我に返ってうるせえよと怒鳴り返して、
とにかく父はタヒんだから金輪際連絡を寄越さないように
念を押して電話終了。
即パソコンからメール消去してアドレスも変更。
それから凸とかはない。
ちなみにこれは母も知らないので墓場まで持ってく。

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