母「結婚するためには顔が良くて当たり前。その上で性格が良かったり 経済力があったり魅力のある人だけが結婚できる。」私はそう思い込んでいたので美人でない友人には

顔が不細工な人は結婚できないと信じていたこと。

私の母は今思えば毒が入っている人で、小さなころから

「結婚するためには顔が良くて当たり前。
その上で性格が良かったり
経済力があったり魅力のある人だけが結婚できる。
不細工は絶対に結婚できない」

スポンサーリンク

と言い聞かされていて、私もそう思い込んでいた。
美人でない友人には
「ああ、この子は結婚できないんだなあ」
と内心思っていたけれど、
美人でも性格が悪ければ結婚できないと思っていたので、
そんなことはおくびにも出さなかった。

友人の親などで、美形でなくても
結婚している人は(当然)いるのだけれど、
母に聞くと

「そういう人は昔は美人だったの。
そして美人なときに結婚できれば問題ないの。
老けて美人でなくなってしまう分には問題ないのよ」

スポンサーリンク

と言われ、そう信じた。

そしてそんな思い込みがあったので私は面食いに育った。
顔が男性を判断する入口で、
顔が美形であって初めて内面に関心が持てるという順番だった。

夫ははっきり言って不細工だと思う。
けれど、縁あっていろいろと話をするうちに、
その内面の魅力に惹かれてしまった。
でもやっぱり「美形でなければダメ」
という思い込みがあるから、心底悩んだ。
不細工に惹かれてしまう私はおかしいのではないか、
内面が良くても不細工と結婚することは異常なのではないかと。

結局、悩んだ末に「あなたの内面が大好きです」
と自分から告白した。
夫は「僕もです。見た目は野獣ですが良いですか」
と聞いてきた。勿論と答えた。
その後順調に交際を続け結婚。
ちなみに母は交際中に亡くなった。

そして自分がそうであったように、
多くの人が内面で結婚相手を選んでいるのだと知った。
過去の話とはいえ、顔が良くないと結婚できないなんて思っていたこと、
友人に「この人は結婚できないだろう。可哀想」
と思っていたことは墓場まで持っていく。
あまり黒くなくてごめんなさい。

133: 名無しさん@おーぷん 2015/12/25(金)13

スポンサーリンク