姉貴がママ友に姪御と旦那の形見のネックレス盗まれた

姉貴がママ友に姪御と旦那の
形見のネックレス盗まれた
勿論取り返し、慰謝料もふんだくった

凸った時にネックレスの由来を聞いて気持ち悪いと
投げ返した泥は近所で人でなしと後ろ指指され、実家に返品
それが3年前で、返品された泥が別件の泥をして
塀の中に入ったと風の噂で聞いたので記念カキコ

前提として、俺現在30代前半独身。昔高熱出して種なし
ふたつ上の姉貴は20代半ばで結婚、元々そんなに
身体が丈夫な方じゃなかったんで、夫婦で相談して子供は一人だけとしたらしい
そんで姉貴、女の子出産し俺両親も旦那両親も大喜びの孫フィーバーw、
俺も自分の子供はおろか結婚もあきらめてたんで、姪御フィーバーww

姉貴夫婦の人生は順風満帆だと、そのときは思ったんだ
でも、姪御が5歳の時、姉貴家族がドライブ中、
トラックに追突されて旦那と姪御は帰らぬ人になった
姉貴は奇跡的に軽傷で済んだ

相手のトラック運転手も亡くなったし、
会社から賠償金も出すという
なにより小さい赤ん坊抱いた運転手の奥さんが泣きながら
土下座して謝罪する姿に、俺たち遺族は怒りの持って行き場所が
無くなっちまったんだ
旦那両親は一人息子を亡くした悲しみを生き残った姉にぶつけるとも出来ず、
俺たち家族は加害者に怒りをぶつけることも出来ず、
悲しみが深まっていくだけだった

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俺はこのままじゃいけないと思い、
一つのアイディアに至り、俺両親、旦那家族に
姉貴も交えてその話をしたら、皆泣いて同意してくれた
結局、俺両親、旦那両親、姉貴の3組分のとある
アクセサリーを作ることを決定
料金も両親の分はそれぞれの両親が、
姉貴の分は俺が負担することにした
姪御フィーバーで、姪御が成人するか結婚するかしたときに
渡そうと思っていた貯金が結構あったんでそれを使った

そんで1年ほどして件のアクセサリーが完成
プラチナ台座に2個のダイヤが並んだデザインで、
鎖通してネックレスに出来るようになってる
両親達も、なにより姉貴がそれを首に掛けて大泣きして
喜んでいたから俺も大金はたいた甲斐があるって、満足したんだ
でもそんな大切なものを泥が盗んだんだ

頑張って生きていくんだと立ち直った姉貴が、
旦那達が無くなって以来1年以上放っておいた自宅に戻ったんだ
旦那の生保でローンも完済してるし、独りで住むには
広すぎる家だけれど、姉貴は二人の思い出の詰まった
そこで生きていくことを決めたんだ
そんな姉貴の姿を見つけて、近所のママ友達が集まってきたらしい
姪御の幼稚園のママ友をここではA、B、C、泥としておく

口々にお悔やみと心配していた旨を伝えてくる
ママ友たちに姉貴は「立ち話もなんですので何も
おもてなしも出来ませんがお茶でも」と家に上げたんだそうだ
リビングに集まったママ友たちは口々に
「姪御ちゃん残念だったね」とか
「旦那さんもこれからだったのに」とかお悔やみを口にしたそうだ
無くなった直後なら傷口に塩を塗るような感じなんだろうが、
精神的にも立ち直っていた姉貴は素直にお悔やみを
受けたんだそうだ

そんな中あんまりしゃべらずに、
家の中をキョロキョロとしていてばかりの
泥が姉貴のネックレスに気がついたらしい
泥「素敵なネックレスね?もしかして保険金で買った?」
あまりの言葉に姉貴はとっさに言葉が出なかったそうだ
ABC「ちょっと、泥さん言い方が無神経!」
と諫めたらしいが泥はさらにヒートアップ

泥「え?だって保険金に賠償金入ってウハウハでしょ?
少しこっちにも回して欲しいわ〜、
なんならそのネックレス貰ってあげても良いわよ!」
と姉貴のムナ元に手を伸ばしたらしい
姉貴「だめです!」姉貴はあまりのことにリビングを
飛び出しネックレスを外すと寝室のベッドサイドの
小物入れにしまったらしい
とにかく泥の目にネックレスを触れさせたくなかったらしいが、
それがかえって悪かった

姉貴がリビングに戻るとABCによる泥の吊し上げ大会中
だが泥は全然堪えていないらしく、
姉貴がネックレスをしていないことに気がつくと、
泥「何よ〜アタシにはあのネックレス見せられないって
言うの〜?なんか感じ悪〜い」とほざいたんで
姉貴がさすがに切れて「出てけ!」
と叫ぼうとしたときに運悪く宅配便の来訪を告げるチャイムが…
機先を制された姉貴が宅配に対応して、
リビングに戻ると泥が居ない

ABCは口々に泥を連れてきたことを謝罪していると、
泥「お手洗い借りたわよ〜」と脳天気にリビングに戻ってきたらしい
そんな泥を捕まえて、ABCは引きずるようにおいとましていったそうだ
泥の脳天気ぶりに毒気を抜かれた姉貴は、
気を取り直してネックレスを付け直そうと寝室にもどったそうだ
しかし、ご想像通り、小物入れにはネックレスはなかった

「盗まれた」と認識した姉貴は狼狽せず、
かえって頭がすっきりとして冷静になったそうだ
昔からそうだったが、姉貴は完全に切れるとすさまじく冷静になるんだ
姉貴は速攻で警察に「寝室から大切なものがなくなった。
状況から見て空き巣に入られた可能性がある」と通報
そしてすぐ泥を含むママ友たちにも「空き巣が入ったらしい、
警察が入るのでご迷惑を掛けるかもしれない」と一斉送信

泥以外のママ友からは心配するメールが次々と来たが、
泥からは反応なし
警察がすぐに来て、寝室の指紋とかも採ったらしいが、
綺麗に拭き取られており痕跡は無し
警察から心当たりがあるかと聞かれたので、
泥を含めたママ友たちが来ていた旨を伝えると、
指紋もなく、状況証拠だけではママ友が犯人でも
捕まえるのは難しいかもしれないと言われたが、
被害届を出したそうだ

そんで、その2・3日後、姉貴が買い物から帰ると
泥を交えたママ友たちが井戸端会議に興じていたらしい
姉貴を見つけると口々に空き巣の件を心配してきたそうだが、
泥だけは勝ち誇ったような顔でニヤニヤと笑っていたらしい
そのムナ元には姉貴のネックレスが光っていた

泥はいけしゃあしゃあと、
泥「良いでしょ?姉貴さんに見せびらかされてアタシも
欲しくなったんで買っちゃったww」とかほざいていたらしい
姉貴「そうですか、泥さんも私と同じ店で買ったんですね?」
泥「そうよ〜w結構したけどね〜ww」
姉貴「そうですか、それじゃあ用事があるので」
とその場を離れ家に入ると、その背中に「何あれ?感じ悪いよね〜?」

泥の言葉も、それを〆るママ友たちの声も無視して
家に入ったらしい
その後すぐ凸の付き添い要員として俺召還
泥旦那がいる頃を見計らって凸ることを宣言された
泥家のチャイムを押すと、巧いこと泥旦那が出てきてくれた
台所にいたらしい泥は旦那の後ろから俺たちに気がつくと
何か叫び始めた

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姉貴「こんばんは、じつは泥さんのことでお話があります」
姉貴はふじこる泥を無視して旦那に言う
泥旦那「うちの泥が何か?」
姉貴「この場で言っても良いですが、中の方がよろしいのでは?」
姉貴の表情と、泥の叫び声に近所の人が集まり始めているのに
気がついた泥旦那は、家に上げてくれた

リビングに通され、
姉貴「単刀直入に言いますね、泥さんに私の主人と娘の形見を盗まれました。
警察には通報済みです。今この場で返していただけるなら、
被害届を取り下げても良いですが、どうしますか?」
泥旦那「いきなり失礼ですね?何か証拠でもあるんですか?」
姉貴「今、泥さんが首に掛けているネックレス、それが盗まれたものです。
よく盗んだ本人の前で盗品を身につけられますね?」

泥旦那「泥!お前そのネックレスはどうしたんだ?」
泥「やあねぇ、姉貴さんが『旦那からのプレゼントを見ていると辛くなるから』
って言ってくれたんじゃないの!それを後から惜しくなって返せなんて非常識じゃない?
しかも泥棒呼ばわりまでして!」
泥旦那「家内もこう言ってますが、もし惜しくなって返して
欲しいというなら返すのはやぶさかじゃありませんが、
泥棒呼ばわりは名誉毀損になりますよ?」

姉貴「泥さん、さっきと言ってることが違いますね?
私があげた?あり得ませんね!」そう言って
姉貴は持参した資料のコピーをテーブルに叩き付けた
姉貴「そのネックレスは主人と娘が亡くなってから造ったものです。
いつでも一緒にいられるように二人の遺骨から造った
ダイヤを他人にあげると思いますか?」
うん、落ちは上で誰か言ったとおり、
ダイヤは亡き旦那と姪御の遺骨から造った人造のダイヤ

泥、一瞬ポカンとしていたが、姉貴の言った言葉の意味を理解すると、
悲鳴を上げて首からネックレスをちぎり取り、投げつけてきた
泥「なによ!そんな気持ちの悪いもの、いらないわよ!」
泥旦那「泥!お前!」
姉貴「では確かに返していただきました。
此処での会話記録は警察に提出させていただきますね?」
姉貴は冷たく言いながらネックレスを回収
泥「なによ!返したんだから被害届取り下げなさいよ!」

姉貴「素直に返してくれたのならまだしも、
反省もせず盗んだものを壊して返した人に配慮する必要がありますか?」
そう言って俺たちは泥家から出て行き、その足で警察に資料提出
家を出るとき泥旦那が縋り付いてきたような気がするがシラネ

結局ものが帰ってきたんで、
泥の起訴には至らなかったけれど、慰謝料ふんだくったし、
人の口に戸は立てられぬとかで、
泥は近所に未亡人の大切な形見を
盗んだ人でなしと後ろ指指されまくっていたwww
これが原因で泥は子を残して返品され、
旦那もどこかへ引っ越し
3年ほどして返品先でも盗みをはたらいて
今度は塀の中に入ったと風の噂で聞いた

姉貴は旦那と姪御のダイヤをムネに今も一人で頑張っている
弟としてはいつか傷が完全に癒えたら
新しい家族を持つのも良いんじゃないかと思うけれど、
それは姉貴の人生だから、好きなようにすればいいと思ってる
姉貴のネックレスには、一つ空きの台座が造ってあって、
姉貴がタヒんだとき、その遺骨からダイヤを造って、
そこにはめ込んで墓に埋葬する手はずになってるんだ

件の泥は返品の上実家周辺で泥をして塀の中へ旅立ったので、
私も姉もすべて終わったのだと安心していました。

この春、桜の良い時期に(実際にはまだ少し早かったですが)、
姉の自宅に両親、元義両親、私も含め集まり、ささやかながら故人を偲び宴席を設けました。
皆集合し、宴席の準備を皆でわいわいとやっていたところ、
材料が足らないと言うことで姉が買い出しに出ました。

ところが、すぐ近所のスーパーに行ったはずなのに、
姉がなかなか帰ってきません。
携帯に電話しても留守電に繋がるばかり。
2時間を回ろうとした頃、流石にこれはおかしいと思い始めた頃、
警察から電話が入りました。
警察によると、姉はスーパーの帰りに何者かに
催涙スプレーを掛けられ、病院に運ばれたそうです。
家族総出で病院に駆けつけると病室には首に
包帯を巻いた姉の姿がありました。

担当の刑事さんに話を聞いたところ、姉は催涙スプレーを
吹き付けられその隙にネックレスを引きちぎられ奪われたそうです。
幸い、目は洗浄した所問題はなく、ネックレスを引きちぎられた
首も僅かな擦過傷でたいしたことはなかったようでした。
盗まれたネックレスも、実は義兄と姪のダイヤ付きの本物ではな
く銀と人工石で造ったレプリカでした。
泥の一件以来、外付け用に造ったものでしたが、それが幸いしました。
本物は大切に姉の自宅の仏壇に奉ってあります。

目撃者がたくさんいたようで、犯人は50代くらいの女と言うことでした。
警察に犯人の心当たりについて聞かれましたが、
泥は塀の中にいるはずなので、私たちに心当たりは無いと告げると、
警察は物取りの犯行かも知れないと言っていました。

ところが数日後、姉の家に一通の手紙が来て状況が一転しました。
封筒の中には破壊されたネックレスと、DVDが一枚、
それにドラマで見るような新聞記事を切り貼りした手紙が一枚
DVDにはどこかのアスファルトの上でネックレスをハンマーで
破壊する様がエンドレスで30分ほど収録されていました。
そして手紙は
『大切なものが奪われる気持ちを思い知れ!』とありました。
事ここにいたり泥の関係者の可能性が高いと警察に証拠として報告しました。

警察の捜査の結果、結局泥の母親が強盗傷害で逮捕されました。
泥母の言い分は、泥が離婚されたのも逮捕されたのも
塀の中に送られたのも全て姉のせい。
大切なものを奪われる気持ちをあの女(姉)に味あわせて何が悪い!とのこと。

余談だが泥母は、以前からご近所でいろいろやらかしていた人らしく
泥の一件で返品され、それも恨みの一つに挙げていたとのことです。

さらに余談ですが、姉は相変わらず一人で頑張っていますが、
俺の方は縁あって一人の女性と付き合っています。
俺が種なしなのは付き合うときに告白したのですが、
彼女の方も子供が出来ない身体だと告白されました。
それでは、俺も含め姉へ応援いただいた方々、
この場で改めてお礼を言わせていただきます。
ありがとうございました。

再発注したレプリカのネックレスが姉に届いたとの
連絡を受けた記念にカキコ

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